10 きっとあなた まだ知らない

「女3人」って難しい。3人で並べない席で
は、2対1になっちゃうと、1人は寂しいし、
旅行に一緒に行っても、ホテルでエキスト
ラベッドや、ローラウエイになっちゃって、

1人だけ、
ベッドが小さかったりするのも哀しい。

🐰チャッカリしてるいつも自信過剰な可愛
さアピールのマイは、元、メガネショップ
の接客販売員で、ヌケメない娘、

🐶いつも冷静な、現実主義？なレイは、
元スーパーマーケットの店員。

🐱物事を深く考えない？ドライなミオンは、
前回意外な面を見せ、カジュアルなパブで
のバイト経験あり、

で、いまは、３人とも、ご縁があって、
大手の不動産会社の契約社員と新入社員、
で、🐤として頑張っている。

この3人、知り合ったばかりでも、会うた
びに口喧嘩も平気なくらいナンダカンダ、
で、もう、仲が良い。

🐶「 あぁぁ、
　　　病ミハイッタぁ…」

🐰「 レイ？もぉー🐄？病みモード？」

🐱「 ワタシ、外に👣出たいぃ～！」

🐶「 ミオンはそうだよねぇ～」

それぞれが、社会人になってまだ1年目、

それに、最近、仕事がかわったのも、３人と
も同じ、で、それぞれの持ち場で、ジタバタ
しながら働いている。

そんな慣れない職場では、ストレスも溜まる
し、皆が集まれる時間があったから、それじ
ゃあって、今日、3人はストレス発散で、
ただ喋る。

これは、それぞれに残るものがなければ、
平和的な解決方法？かもしれない。

　　🐰「 ムフッ❣ じゃ、それでぇ、
　　　　　　お願いしますぅー ❕」

㊚「あっ、はい 💦」

　🐱「 ゲ！ また、それ！
　　　マイ！ って！ホント！
　　　ダネ！ くっ！どこまでも！
　　　　　　　　　ブ・ル・ね！ 」
(　-`ω-).。o○ ✖！

また、
ミオンからマイへの突っ込み、

なぜか、めちゃめちゃ美人でも、
その自覚がない？ミオンは、
🎀👩🎀を出しまくる、
ｶ ﾜ (・∀・) ｲ ｲ!!　マイに厳しい。

そして、
今日も渋谷、でも前回の、ミオンのバイト
していたバーではなく、🍶居酒屋さん。

🐰マイがどこに居ても、いつもニコニコ、
🎀愛想が良いのが気になるのか、注文を
訊いた店員さんがテーブルから離れると、

すかさず、
🐱ミオンは、🐰マイに咬みついた。

; ( 　･`д･´)…Boo 📍

…でもマイは、無意識？で、それが普通ら
しいから、ミオンにまた、ツッカカル。

🐰「なんでよ！
　　 注文しただけじゃん！
　　 この店初めてだから、
　　 料理のこと、
　　 訊いただけでしょ！
　　　　ミオン、ウザっ …」
　　　　　　　　　　　　🍷！！…
🐝📍…　　　　　❕…🐰…？…！

🐶「 ミオン？慣れなよ！
　　　ホント、🎀マイは、
　　　こんなコだから、
　　　　　これ、天然もの！」
　　　　　　　　　　　　　🐟…？
🐱「ウソ！この時代、
　　　　コレ！イル？」 🍺…
　　　　　　　✖…(-_-メ　).。o○
『 カン！』…🍺
『 カン！』…🍸

🐶「 お疲れ！で、乾杯！
　　　い・る・ん・だ・よ…」🍷…

🎀 🐰「 乾杯！ムフ ❣」

🐱「 ゲ！カンパイ！」

　　　　　『 カン！』…🍹…？

🐶「 ね！」
　　　　　　　　　　　　　🍶…
大人な🐶レイは纏める。
　　　　　　　　　　　　　　🥂🍻

🎀 🐰「ネ！」🍸…

マイは肩をすぼめて首を傾げる。トドメに、
アタマを２回左右にフリフリした。
　　　　　　　　　　　　　　🐇…？
🐱「ウッ… ワタシ、
　　ここで、それ、できない …」
　　　　　　　　　　　🎀✖.。o○
( 一一)…🐇！

ミオンは、諦めた。

🍸…🐰…❣
この居酒屋さんは、少し、スクランブル交差
点から離れるけれど、かなり、本格的な
日本料理屋さんでもある。

それは、カジュアルな渋谷には珍しいかも
しれないし、
　　　　　　　　　　　　　🐤…🐤…
🐤
ひよっ子のこの３人が、ここに入ったのも、
なんだか…
不思議なくらいのちゃんとした、お店。
　　　　　　　　　　🐤…🐤…🐤…？
この店の、
天井は舟形天井、で、カウンターは、白木の
厚みのある幅広の天然木。で、そこに魅せる
ように、日本酒が、銘柄の多さにもビックリ
するくらいに揃えてある。
🚢
🐟…　　　🦑…　　　　　　🐡…
　　　🐙…　　　　🐟…　　　㊚🚣
それに、
壁には、魚網やブイ、ランタン？なども
飾りつけられていて…

カウンターの内側に居る板さんたちは、大き
な美しい本榧のまな板を中央にはさんで、

🐡…　　　🐙…　　　　　　　🦑…
まるで、木船の漁船？に乗り込んで？魚をさ
ばいたり、焼き物をしたり…、

🐟…　　　　　　🐡 　　　　　　🐙…
そんな、包丁さばき、も、焼き物も、目の前
で見られるのは、楽しいし、「和」なカンジ、
で、演出効果は高い。

🐟…　　　🐡
そして、その、板さんたちの力の入った
「腕」は男らしく、たくましく「仕事人」

🐟…　　👦㊚…　🍶…　　　　🦑…
海の男？なカンジ、で、も、出す料理の
盛りつけは、チャンと選ばれた器も
こだわりがあり、一品ごと、
添え物もいかされた繊細な✨カンジで、
「美しく」それ、も、ちゃんと、
　°˖✧◝✨. 🐟 .✨ ◜✧˖°魅せる。

🐡 🦑…
でも、そんな有難みは、
まだ小娘のこの３人には、分からない？
それとも、

今日は、それどころじゃない？から、
せっかくの、カウンター席ではなくて、
　　　　　　　　　　　　　🏮…
🐱「 ここだよね…
　　　　ヨイショ…」
🐙…
ミオンはサッサと腰かけ、マイとレイは、
それに続く。で、

周りを気にせずに喋りまくれる、ボックス席
で、とりあえず、の、アルコール、で、
それぞれが、🍷、🍻、🍹を頼んだ。🦑…
🐙…　🏮…

でも、ボックス席？ミオンは独りで、マイと
レイは並んで座った？
🐡…　　　　　　　　　　　　🏮…
　　　　　　　　… 🦑
これ…
🦑…　　　　　　　　　🍣…　🍶…
ミオンが、独りだと、２人が聞き役になって、
これでは、
また、酒癖のワルイ、ミオンが☠を吐くかも
しれないのに…

🍶…　🐟…　🐟…　　　🏮…　　🥃…

…🐡.。o○！✖🐙.。o○？🦑.。o○？　　　　　

そんな、
🥃…
３人が入ったこの店に、
ある国のお客様が、1人で、来店した。

このお客様は限定の「おでんセット」を？
アイコンタクト、で、なにも話さずに、
メニューを指さして、注文する。
🥚…　🍥…　🥔…　△…　🍡…　🥚…
その様子を、偶然、何気なく、
👀…ミオンは目で追っている。

まだ、
かろうじて、酔っぱらってはいない。
🥃？…　　…🍸？　　　　　…🍺？

🐱？…大丈夫かな…
　　　　　　　　　　　　　　🐟…
これは、
おでん５品と、ご飯と、お味噌汁と、
漬物のセットで限定20食のセット料理。
ちょうど1,000円でお釣りの計算も簡単。
🍡　□　🍥　🥚…
だから、日本語が分からなくても？たぶん、
食事を終えて店を出る時にも、困らない。
🥚…　　🍡　□　🍥　　　　🥚

このお客様は、ボックス席にお一人で座り、
やはり、日本語がお分かりにならないのか、
こんなに、海外の方が喜びそうな、
　　　　　　　　　　　　　　…🐡
店内もアーティスティック 、日本的な趣が
ある店なのに、
…🥚
それに興味がないのか、貌を上げて店内を
見る事もなく、板さんたちのパフォーマンス
にも目を向けず、

静かに、ずっと、伏し目がちに、黙って、
ポツンと腰かけている。
　　　　　　　　　　　　　　…🥚
🍡□🍥🥚
この店は、この日、平日でも、かなり、
賑やかにお客様がイッパイだった。

そんな、
ザワザワと、ゴッタガエシタ中でも、
この店のホール・チーフは、

そのお客様をちゃんとみていて、

さりげなく、
「接客」ができる。

👔…　
　　　　　　　　　　　　　　　🥚…
どんなに店が混んでいても、
そのお客様は、
マイペースに、お独りで、ポツンと、
ボックス席をご利用になっている。

出身国が分からない、お客様。
チーフも英語が喋れない？から、
2人とも無言のまま…

このチーフは、

「ビールの中ジョッキグラス」に、
「氷と水」をいっぱい入れて、静かに、
このお客様のテーブルに、お出しする。

このお客様だけに、
特別に、　　　　　　　　　　　🍺…

なにも言われなくても。

🍺…
それを見たミオンは、一瞬キョトンとしたが、
すぐに、ハッ！っと、眼が、パッチリと大き
くなる。

　　🐱…おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！…

🍺…
ミオンは、チーフのそれを👀見逃さない！

🐱…ぅわっ！凄い、あのチーフの「接客」
　　　これが、チーフの
　　　　「気づかい」だね、サスガ！…
☆★☆
「普通の『お冷』グラスのお水のかわりに、
中ジョッキで、冷たいお水をお出しする！」

✧👀！…♡
ミオンは、それに、自分が気づけたことにも
喜んだ。

　(*’▽’)…　パチパチパチ　📍

ずっと、なにも、この店のstaffに話しかけ
ない、この、お客様。

お食事中に「お水が欲しくても」きっと、
どのように頼んだらよいのかが解らないから、
そのままでは、お困りになるかもしれない。

そう、
お客様を視ながら、考えを巡らせて、
「思いを汲み取る事」が、
ここで接客をする者としては…　👍！

🍺…

🐱！…そう！だって、きっと、お食事中、
　　　　　　　　お水は、欲しいはず！…
この、
「ここのチーフ、それに気づいている！」

🐱…
言葉が分からなくても？できる事はある
んだね！
お声がけはできなくても、できる事、
を、このチーフは、考えたんだ…

このお客様は、これで、お食事中に、
お水がなくなる、ご心配事もなく、
　　　　　　　　　　　　　　　…🍺

🐱「ここでチャント　　!(　^^)!
　　°˖✧✨お食事ができる！✨✧˖°」

　　　　　　　　　　🐰「 エッ？」
　　　　　　　　　　🐶「 なに？」

ミオンが急に声を発したので、
マイとレイはキョトンとした。

　　〇◎●〇◎●〇◎●〇◎●

◝( ⁰▿⁰)◜…♡

ミオンは独り、
ニコニコ顔で感動を魅せる。

🐱「うん！うん！」(*^。^*).。o○

　　🐱…
　　　なにも言わないけれど
　　　　　　　　　でも、きっと…

👔…
チーフの「この接客」に満足して、
このお客様は、また、来店するかも♡…

ミオンはすかさず、マイとレイに、いま、
見た光景を話してみた。
( 　‘∀‘)/

　　　🐱「…なら、ここで
　　　　　安心して、ゆっくり、
　　　　　料理を楽しみ…
　　　　　お食事ができるね！」

　　　　　　🐶「だね！
　　　　　　　　✨流石、チーフ。✧♡」

　　　　　　　　　　　　🐰「 ウン❣ 」

ちなみに、このお店のおでんは「関東炊き」
で、お出汁も香り良く、もちろん美味しい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　🍺…
🍡□🍥🥚🥚 　　　　　　　🥚🥚🍥□🍡
🥚…

🐱「 凄いよねぇ、私、
　　　ちょい涙くらい 😿
　　　　　感動してる！」

( ^O^)／🥃
… 🍶
何事にもドライ？なミオンも、ちょうど、
「接客」についていろいろ考え中なので
興味があったのか、

きっと、この店内の誰も気づかない、この静
かな光景に、自分独り👀目にしたことに、
ずいぶん得をしたように、感動している。

この渋谷で、賑やかな街の、その、一角で、
こんなに、暖かい光景に。
🦐…　　　　　　　　　　　…🐟
🥃…　　🍶　　　…🏮

ミオンも、そうやって、少しずつでも、接客
の仕事の勉強をして、今までみたいに、VIP
の方々に、ただ、お茶を運ぶだけじゃなく、

その、「お仕事」が、段々、と、
変わっていくのかもしれない。

　　　　　～゜・_・゜～
🥃…
でも💦まずいことに、これで、ミオンは、
気分良く、グビグビグビ、っと、ドンドン
🥃…　　🍺　　　　　　　…🍥？
飲み続け…
△◎✖…　　　　　　　　　…△◎✖
🍶🍺🍷🍸🍹…🍺　　🍺…🍶…🍷…

🐱「ゥヴィ…そう！
　　他人事じゃないじゃん、
　　マイは、いま、は、
　　ちゃんと働いているの？」

( ･`д･´)/ 🥃🍺

　　🐰？「『 今は』って、
　　　　　　なにそれ！ヒド！
　　　　　うん、でも、それって、
　　　　　マイに話するよりも…」

🐶「そう…、ミオンの仕事！
　　あのバイトとゼンゼン違うね、
　　　　　　　　　　独りだし…」

🐱「まあね、なんでか…」

　🐱…　損したのかなぁ、
　　　今の仕事…なんか…
　　　　アレ？チガウッテ…
？？？
🐶「 なに、ミオンって、
　　　受付の仕事
　　　好きなんじゃないの？　
　　　　　希望職ってなに？」
🍶…　　？？？
○o。.🐰？「『 受付 』良いじゃん、
　　　　　　コトミも受付してるけど、
　　　　　　　　　『 楽しい 』って！」
？？？
🐱「その、『 コトミ 』は
　　　　　知らないけど …」
🍸？…　　？？？
　　🐶「 別のトコのコ、ミオンに
　　　　言ってもね…、コトミは、
　　　　総合受付で、人がたくさん
　　　　来るし、その受付に、
　　　　２人で座ってるからじゃない？
　　　　　　　　　　でも…、なんで？」
🍶…　？？？　…🍺
マイもレイも、懲りずに、もう、次の仕事の
事でも考えて？いるのか、人の仕事の事も気
になるようで…
🥚…　　　　　　　　　　　　？？？
？？？　　　　　　　　　　　　　…🥃

🐱「 ん？ベツニダケド…、ワタシ、
　　　新卒入社したら、研修後、
　　　開発部の営業担当に
　　　配属になって、でも、
　　　そのときは、
　　　新人だから、何にも抵抗なく…」
？？？
🐱「 仕事覚えようと思って、
　　　頑張った、よ、バタバタの毎日
　　　で、外回り、それと比べると…
　　　　　　　　　　　いまは…ね…」
…🐤！　　　　　　　　　📜◎❕
🐱「 あっ、だって、あの時は…
　　　な、な・ん・と！
　　　ビギナーズラックなのか、
　　　入社１か月未満のGWに、
　　　初契約とれちゃって、
　　　みんなビックリの、会社の、
　　　新人賞までとっちゃったし！」
？？？
○o。.🐰「へぇ、新人賞？…」

🐶「 初契約、早いね、スゴッ！」
　　　　　　　　　　　　　？？？
🐤…　　　？？？　　🐤🐤…

🐱「自分でもビックリしたけど、
　　ケッコウ、スゴクナイ？　
　　だって、そのときは、
　　本社で表彰されて、
　　プチ旅行付きの出張みたいな
　　カンジで、関西にも行って、
　　みんな働いてる日に、
　　大阪遊び？もさせて
　　もらえたし、
　　　　　Ｕ〇Ｊにも行けたし」
🚄…　？？？　🚅…
🚃…　？？？　🚌…
　　　　　　　🚕…　　？？？

○o。.🐰「えっ？社員さんて、
　　　　　そんななの？この会社？」
🐇…　？？？　　　🚅？
契約社員採用のマイは、驚く。
　　　　　　　　　　　　　　　？？？
ミオンは、大学を卒業すると、
？？？
新卒の、社員採用。で、その時の仕事は、外
回りの法人営業の仕事、で、朝8：30に出社
してからスグに、外に出て、毎月の、ノルマ
を達成するまで、ひたすら外を歩き回る。
？？？
この仕事、は、反響営業と違って、個人の成
績で、収入面も、社内での待遇面でも、大き
な違いが出る。
？？？
不動産の取引は金額が大きく、この、「歩合」
が多くついた事が、その後のミオンの生活を
派手にした。

🐱「まあいいや、だからね、
　　開発部の仕事はそれなりに
　　その後も頑張って、て、
　　社員だからさ、
　　ノルマもあったけど、
　　ずぅーと、毎月、
　　契約、とり続けてたの、ね、
　　ありえないでしょ、これ！
　　　あ、『営業』って、判る？」
？？？
○o。.🐰？「 営業？マイ、
　　　　　　不動産会社初めてだし、
　　　　　　開発部？も分からない…」
○o。.🐶「そうね…、営業でも、
　　　　　　　　　　　　開発部は…」
？？？
🐱「まぁ…、新宿支店は、
　　マンションとも違うからね、
　　研修会場に来ることもないし…」
？？？
🐱「ワタシ、すぐに給料も
　　めちゃ良くなって、
　　だから、　　　　　　　…🦋
　　あの、銀◎で、同僚のコ、
　　連れまわして、遊んで、
　　そのまま、　　　… 🚃🚃🚃
　　電車がまだ走ってるのに、
　　🏠まで🚖で帰ったり、　🦋…
　　銀◎で働く、夜 🦋の仕事と
　　間違えられたほど、　　…🦋
　　派手になっちゃってたの、
　　　　　　　　そのときは…」
　　　　　　　　　🦋…
🐱「あぁぁぁあ、
　　　楽しかったなー、
　　　　　あの頃は…」… ♡
🦋…
？？○o。.🐰「エッ…自慢？そんなに？
　　　　　　　遊べるんだぁ～、
　　　　　　　開発部の営業の仕事って…」
🦋…　？？？
🐶「サスガ、不動産会社！の、
　　『営業』、でも、ミオン、
　　色気ないのに、夜？🦋 の？
　　女って？見えないけど…」

そう言いながらもレイの 👀 眼は
大きくなる。
？？？

けれど…
ミオンの、あの、頃と、今では…
もう、世界は違う。

🐱！「ソコ、じゃ、ないじゃん！
　　　でも…🦋？まぁ…、たしかに…
　　　おっ、でも…👀！レイはかなり
　　　　　　　　　　気になってきた？」
…🦋　　　　　　🍺…🍸…🍶…🐟...？
🐶「ん？まぁ…」
　　　　　　　　　　　🚖…　？？？
レイは、濁す…
　　　　　　　　　　　　　　…🦋
この仕事は、会社によっても条件は違うし、
ノルマは課せられるから、その、人でも、
向いている、向かない、が、ある仕事かもし
れないけれど、
　　　　　　　　　　　　　🏃🏃🏃…
社会人1年目で、まだ、親との同居のミオン
は、月の収入は、ほとんど、お小遣い感覚で、
貯金も考えないで、遊んでばかり　✖✖✖✖
💰 ⇒ ✨👗… ✨🍰… ✨👜…

🏦？
入社1年目って、まだ子供？生活費が必要な
いから？もらっただけ、使ってしまい、こん
な時代でも、ドンドン、派手になっていた。

ところが、そんな、フワフワ、な、お気楽な
ミオンの周りでは、大変なことが起きていて、

ミオンは、しみじみ話す…

😿「 でもさぁ…、
　　　Hippo 課長がさぁ…」
？？？
　　　　　　　○o。.🐰「…へ？」
？？？　　　🐶「泣く？うん…」

🍺🍺… 🥣… ✖ 🍺…！
あぁぁ、何杯、飲んだのか…
ミオンは、今日も…泣く…
？？？

( ﾉ Д`)/🍺…ｼｸｼｸ
　　　　　　　　　　　　…🍝
この、ミオンの元上司、の、Hippo 課長、
自分も若い時は「飛び込み営業」も経験して、
外を動き回っていたから、デスクワークにな
っても、食事量を管理できないのか、
🍜…　　　　　　　　　　　　…🍟🍹
スゴク迷惑なのが、
🥞…　　　　　🍩　　　　　　　…🍛
お腹で？腰で？尻で？デスクとデスク
の間を通り過ぎる時、　　　
『ざざざざ…』
🏃…　　　　　　　　　　　　…📚
ガンガンぶつかったり、
ジャケットの裾で、
他人のデスクの端に置いてある
書類の山、崩したり、　　
　　　　　　『ガサッカサ…』…📜
📜📜…　　　…👜
人の荷物に引っかかったり、って、
ここまで肥えちゃうと、もう…
💼…　　　　⛄☃⛇　　　　　…🧳
　　　　　　　　　　　『…ドタバタ』
🌞…　☔…　☁…
でも、ミオンも、ノルマ達成のために
走り回る毎日で、は、忙しくって、
バタバタ、で、
そんな迷惑なHippo 課長の事も
気にならないくらい、
🏃…　　　　　　　　　…🏃
だから、
気がついたら年末近くになって…

🐱「なのに…、忘れかけてた、
　　デカイけど影が薄い
　　Hippo 課長にさ、呼び出されて、
　　全く違う処での、だから、
　　本社の『受付』に
　　　　　　　往けって云われて…」

🏢…
🐱⁉「ワタシ、いきなりで、
　　　　ビックリした、の…」
？？？
🐰？「 へ？泣き止んだ？
　　　　あっ…ヒポ？課長？」

🐱「 体形がね…Hippo…」
？？？

🐶？「キュウだったんだね、
　　　　あっ、Hippo にね…」

🍺🍻…　　？？？
なんだか、このまま、今日も…
🍶…　　…🍸
ミオンは、座ったまま、ユラユラと…
また、酒を飲みながら？また？
グダグダに、酔わなければ良いのだが、
なんだか…目が…すわってきた…

🍺…(=_=)…☁
　　　　　　　　　　　…🍂
🐱「これから、もっと、
　　寒い季節になるんだから、　
　　受付なら、寒い外に
　　出なくてもいいじゃないか
　　　　　　　　　　って…」
　　　　⛄…☃…⛇

○o。.🐰「 て？ナニソレ Hippo 」
🍂…　　　　　　　　　　？？？

○o。.🐶「 テキトー？ Hippo 」

マイとレイは、当然、知らないけれど、
この、ミオンの元上司には呆れる。
　　　　　　　　　　　　　　…🍂
🐱💦「そんな云われ方したら…、
　　　でも、Hippo課長、そのうえ、
　　　『辞めるんなら、異動先に
　　　行ってからにして、じゃないと、
　　　　　僕が困るから』って、よ！」

🐰✖「って…、ヤナ上司って、
　　　ココにも! って？ Hippo！」
　　　　　　　　　　　　　　？？？
そう、
マイの前職、メガネ店の、店長もスゴかった
けど、上司って、社内、だけでも、影響力が
大きいから、厄介だし、困る…　　…👓
？？？

🐶✖「 やだね！Hippo！」

レイも、カチン！って、眉間に皺寄せ
ちゃうし、ミオンは、『グヴィ』っと、
ビールを喉へ流し込む。
　　　　　　　　　　　　　…🍺
でも…
ようやく？こんな事まで、
云える相手が見つかって、
ミオンは良かった！
🐤…❣

たった、独り、で、
いままで、我慢して…
　　　　　　　　　　(/ω＼)…ﾍ”ｼｮ
だから、
ずっと、言いたい事も、
言えなかったのかもしれない…

🍺…
🐱💦「ワタシ、営業の仕事、
　　　　嫌じゃなかったのに、
　　　　　　　　　クゥゥー！」

でも、飲みすぎ💦…
👀これでもう、何杯目か…

カラダは細いのに、炭酸は…
ミオンのお腹は…　　　　✖…

それに…
聞き役の２人は、この会社の事が嫌に
ならなければ良いのだが、同じ会社でも、
支店、担当部署、職種、で、カワルし…
🏢💦…

この、中間管理職…

👔💦…30代上司は、「間」に入って、
大変なのかもしれないのに、オジサンの
大変さは、🐤新人には、ゼンゼン、
分からない。
🦊…✖
　　　　　　　　　　　　　…🐤？
そして、
そのあとは、ミオンはおもいっきり、
「大人たちに囲まれ」流されていく。
この、
辞令のすぐ後の、年末休暇のあと、
ミオンは、
新しい配属先に行くことになった。

でも、
まだまだ、ミオンは、ビックリする。
世の中には「理解できない仕事」もある。
🏢…⁉　　　　　🐤？…　🌺…

　　　　　　　　　🆕…　🌠…
さぁあ！…、
気分を新たに、休み明け、
map みながら初出勤の職場は…

辞令では「総務部総合受付」ってなって
いたけれど、出社してみたら、
「社長室前受付」だったようで、
　　　　　　　　　　　　　　　🌺…？
ゼンゼン違うし、で、所属する総務部に、
ミオンの席はないし…
🐤.。o○？
　　　　　　　　　　　　　　　…🍂
ミオンが勤務するところは、本社の最上階、
ただ、ただ、だだっ広ぃ～い、

不動産会社の、
お偉方floorってカンジの処。
　　　　　　　　　　　　　　　🌺…
🐱？「ワタシの初出勤の第一発！
　　　あぁー、これだから、
　　　『 辞められたら困る 』って、
　　　　　　　この事かぁって…」
？？　　
　　　　　？？？　　　　　　？？

？○o。.🐰「なんで？あの、
　　　　　　最上階 floor…、
　　　　　　ﾝﾝﾝ？確かに、フカフカ
　　　　　　カーペットの床、歩くだけ、
　　　　　　　でも、緊張したけど…」
？？？
🍸...🐰？…　　？？　　？？

🐱⁉「 だってさ… 」
？？　　o。. o○　　　？？
小娘のミオンは急に、全身にGがかかったよ
うに、立ちすくむ。
🚪…　　🐤…？.。o○　　　　　　？？

初めて、役員用の、社長室 floor行のEVを
出たら、目の前には重厚なデザインガラス
の大きなドアが、ピシッ！って、圧迫感が
あって「下の者」をshutoutするカンジが
する。
💰…　　？？　　　　💵…　
🏦…　　　？？　？？　　　　…🏧

ここの社長は元Mega bankの、banker
で、あの、ミオンの元上司のHippo 課長
とも実は繋がっている。

一見、
👑社長は穏やかな風貌だけれど、
頭は絶対に♠キレモノって、
只者じゃない、オーラつき、
　？？！“○o。.👔. o○“！？？

まぁ、そう、そうじゃなきゃ、
ここまで、♠出世できない…

⛰…　🏃🏃🏃🏃🏃🏃…

そんな👑人の傍に、
なんで、ミオンなんかが、
つくことになったのか…
？？
ミオンは、まだ、
知らない。　　？？

🐱💦「ワタシ、知ってる人も
　　　　誰もいない、
　　　　しかも、こんなトコに
　　　　異動させられて、
　　　　もう、
　　　　　異世界ってカンジ……」

♠👑♠…　？？　　　　　🏢？
　　　○o。.🐰？「異世界？…」

　　　○o。.🐶？「会社なのに…」

🏢…　❕.　🐤…？🐤…？🐤…？

o。. o○？？
マイは、
此の手の話には👀！興味
があるらしい。　o。👑. o○
　　　　　　　　　　　　　👀🐇…！
今回は、
ミオンの長話にもチャンと付き合っている。
　　　　　　　？？　　🐶…？
レイは、　o。. o○
静かに、👂聴きながら、自分のペースで、
追加注文をして、料理を楽しんでいる。
いま頼んだのは…、里芋の…

🐟？…　？？　　…🦑
🥔？…？？　？？　　🍶…
🐡…　　？？o。. o○？？　　…🐙

でも、これは、可哀相な、ミオンの話。
自分から望んだ人事ではないし…
🦑…
🐱「 知らないじゃん…、
　　　いきなりソコに
　　　1人で往かされても、
　　ソコでどう動いていいのかも
　　　解らないから、
　　初めて出勤したとき、さ…」
…🐙？　　o。. o○？？
　　　　　　　　o。. o○　　🚽？

🐱「 彷徨いながら、とりあえず、
　　トイレに行ってみると、　　？？
　　ソコ、も、　　　　…💰…
　　お金、かけられてて、　…💵
　　あまりに、✨オシャレ過ぎる
✨デザインの✨トイレ✨に迷って…」

🐟…　　？？　　🍺！「…グビッ 」

🐱「ほら！２人とも、
　　観たじゃん、あの🚻」

？？o。. o○

？？　🐰「うん！✨すごかった、
　　　　　　　　　　　🌴アレ！」
o。. o○？？　
　　　🐶「はじめてかも、🌹
　　　　　あそこまで✨スゴイの！
　　　　　　オフィスなのに、ね…」

？？🌹…✨🚻✨…🌹？？
🌹…　✨🌴🚽🌴✨…　…🌹

👦…　　？？

🐱「そー！ワタシ…
　　緊張もしていたし、　　？？
　　男性用に入っちゃって、
　　それにも、👀…✖
　　ゼンゼン、気づかないし…」
○o。.…((+_+))

🐱「なにせ、あそこは、
　　めちゃめちゃ広いけれど、
　　基本、社長と秘書だけの　　？？
　　floorだから、他には
　　誰もいないし、あそこには、
　　人の気配も全くなかったし 」
？？o。. o○　？？
🍺…「 グビッ 」　
　　　　🦑…　　○o。.？？
🐡…　？？　o。. o○　　？？

🐱「…ッ、で、大失敗！
　　男性用に入ったのも
　　気づかないまま 」　　　　
✨🚽✨🌴…

　「 鏡に向かって身だしなみの
　　チェック、してたら…　　
　　なんと、ツーブロック、
　　あっ、シルバーグレーの、
　　紳士が入ってきて、　👔…
　　お互いに
　　会釈して、別れたものの…」

👋…✨🚻✨…✋

「そう…それが、社長！でも、
　そのときは、分からなかったし…
　社長室に入ったら、
　その席は、空いて　　💺？
　いるし、誰もいないし…」

○o。.？？　🐰「うっ！コワッ💦」

？？　🐶「くっ！なんでよ…」

✨🌴🚽…　　？？o。. o○　？？
　？？

🐱「でも、得意の営業用スマイルで
　　何事もなかったように、　？？
　　　　　　着任の挨拶は、した！」
🍺🍺…　　？？　　　？？
(=_=).。o○

？？　○o。.🐰「エッ？うけ狙い？」
？？o。. o○　？？
？？　　　　🐶「初対面がそれ！
　　　　　　　　　って、笑えない」
🐇…？　　？？
？？　○o。.🐰「ッテさ？
　　　　　　　　　でも、マイも、
　　　　　　　　社長の顔知らない…」
🐩…？o。. o○　　？？
○o。.？？　
　　　　○o。.🐶「…たしかに」
？？

2人とも頷き、
失笑。
🐙...　 ？？　　🐙…

大きな会社だと、それに新人だと、
社長は遠い存在で、まず、直接話を
する事もなく、近づく事もなく、
その社長は、代わる事もあるし、
ゼンゼン、知らなくても困らない。

でも、
　　　　　　？？
(`･ω･´)💦
トイレは、アナドレナイ。
　　　　　　　　　o。. o○？？
…🚽？
　　　？？　o。. o○

🐶「トイレの…
　　　失敗バナシ、か…」

？？　o。. o○　？？

🐰「まぁね…、あっ、
　　マイ！
　　タイツの日に、
　　スカートの後ろ、
　　挿んで出てきたこと
　　　　　　　　アル、」
🧻…　　○o。.？？
👯？👣？

🐶「どう…なって？」

○o。.🐰「 分かんないけど、
　　　　　タイツの中にスカートが
　　　　　入ってて、うしろ、
　　　　　　　丸見え、みたいな…」

🐍？…🧻　　○o。.？？

🐱「外で！それ、ハズ…」
？？
🐶「気づかない？」
？？　o。. o○　？？

🐰「個室から出て、
　　手を洗う処で、
　　傍にいた人から…
　　おしえてもらって…」
？？
🐶「何分後？」
　　　　　　　　　🚃🚃🚃？…
🚌？…　　
？？o。. o○　　？？

○o。.🐰「 分かんない？
　　　　　でも、トイレの外、
　　　　　に、は、出てないし…」

🚽…？　👉💃　✖！　🚪…💃

🐱「…？」
　　　　　　🐶「…？」
？？
🐱「ふん！やっぱ、マイだね、
　　ワタシ、酔っぱらっても
　　　そこまでは、ナンナイ…」
？？
🐶！「 いやいやいや…」

🍶🍺🍷🍸🍹…　？？　　？？
🥗…　　🥔…　
✖🎏！👀🐟？…　
　　　　　　　　👀🐙？🦑？…

ミオンもいい勝負だとレイは思ってる。
　　　　　　　　　　　o。. o○

🐱「ちなみに、ここでの
　　ワタシの仕事は、暇で、
　　暇に見えないようには
　　　　頑張ったけれど…」
🍥…　o。. o○　　　？？
　　　　　　　　　　　…🍵
🎏？👀…✖　🍸🥃🍺…？？？

？？　○o。.🐰「暇な方が、ラクで、
　　　　　　　　良いんじゃないの？」
？？　🐇…？👀🐟？　　？？

？？　🐱✖「マイはそうでしょう…」

🍡…　👀…◎　　？？　？？

🐰！「ナァ～ニ‼」

🎏…💛…🐇…？　
　　　　　　　　　　🍡…♡…🐱！　　
🐶？…🍥

ミオンは、ちょっとマイを小ばかにした。

…🐙　🦑　🐡　🐟…　🍶…　
　　　　　　　　　　👀…◎…🐶

🐶◎「まぁまぁ…」

🦑…　o。. o○
すかさずレイは、中に入る。
🍺…　　　　　　　　　　…🥔🥔

ミオンの仕事は、
たった独りの「受付」、

🍺…　　　　『…シーン！』？？
🐡…　　？？　　　🐟…　　🦐…
…🍣　？？　？？　　　…🥚
　　　　　　　？？　『…シーン！』

いつも、社長は、その目の前の、社長室に
籠っている。そして…、
？？　　
この社長には、表情が変わらない、
鉄仮面美人の秘書が、ちゃんとついて
いて、ココにはその人のdeskもあった。
…👠✨！
『…シーン！』　？？
　　　　　　？？　『…シーン！』
o。. o○『…シーン！』　？？

🐱「下にはいっぱい社員がいるのに、
　　ココには、なにも聞こえてこない。
　　ココのシ・ズ・カ・サ💦ったら…」
？？.。o○

？？🐱「傍には、窓もなく、
　　　　なんだか、『シーン！』って、
　　　　　　　　聴こえてきそう、で」
.。o○
そんなミオンのdeskには、一応電話もある
が、外線は入らない電話で、ほとんどが、
社長に来客があったときに、１階の総合受付
からの確認のcallのためのものだったので、

『…シーン！』？？
　　　　　　　？？『…しぃ～ん！』
あまり活躍しない。　　　📞…☏…💡！

『…シーン！』o。. o○

それに、callの呼出し音もなく、
受信ボタンが💡！点滅するだけ。

o。. o○『…シーン！』
　　　　　　　　『…しぃ～ん！』
『…シーン！』.。o○

？？　.。o○

🐶💦「 静か！って、
　　　　レベルじゃないね」

　　　　　　？？『…しぃ～ん！』

○o。.🐰「良いじゃん！
　　　　　ぼぉ～って、
　　　　　　　できて…」

🐇…💛　　　？？　『…シーン！』

レイは、そんな境遇を心配するが、マイは、
やはり、これでも興味があるカンジ、

『…しぃ～ん！』？？
　　　　　　.。o○『…しぃ～ん！』

そもそも、ミオンは、秘書の仕事は初めてで、
分からないので、研修とか事前にあるのかと
思っていたのに、でも、何にもなくて、

o。. o○『…シーン！』　？？

ミオンは、ずっと、
朝、出社すると、
じっと、受付に座っているだけ。

…💐　？？.。o○　　『…シーン！』

でも、独りだから、
なにも、していなく、て、も、
誰からも、咎められない。

💐…　o。. o○　
　　　　　　　『…シーン！』？？
🌏？？『…しぃ～ん！』
　　　　　　　…🚀　○o。.？？

🐱「あ～ぁ、1日がすごーく、
　　長いぃ～、ワタシだけ、
　　違う世界の人みたい、
　　静かすぎて、　　　🌏…
　　耳がおかしくなる…って！」

🌙…　？？　
　　　『…しぃ～ん！』.。o○
？？.。o○　　　…★

？？　○o。.🐰「静かすぎて
　　　　　　　👂 おかしくなる？」
？？？　.。o○

？？　○o。.🐶「耳が？ソレ、
　　　　　　　　アキル、やっぱ、ヤ…」
🌠 o。. o○　
　　　　　　　『…しぃ～ん！』？？
…🚀　？？　🌙…　★…
　　　　？？『…シーン！』

ミオンは、新宿支店だったし、外回りの仕事
だから、それは、やっぱり、ゼンゼン違う、
賑やかな処に居たのかもしれない。

　　　　　　　？？　『…しぃ～ん！』

それ、と、比べれば、
たしかに、別の世界と感じるのかも…

🌠 o。. o○『…シーン！』
　　　　　　　　『…しぃ～ん！』？？
.。o○『…しぃ～ん！』

　　　🌎🌍 o。🔁. o○🌏…
🌠　　　　『…シーン！』
　　　　　　　　　　　　　　☏…？
　　　　　°˖✧◝💐◜✧˖°
…👂

ミオンの居る場所は…、
その重厚な黒艶マーブルの受付カウンター、
で、その上には、いつも、

🌺🌺🌺…　　？？『…しぃ～ん！』

デンファレが主役の、生花が、品よく華やか
に、優雅に、飾ってあって、けれど、その花
の管理や、世話は大変ではなく、毎回、すぐ
に、交換される。

o。. o○　°˖✧◝💐 ◜✧˖°　o。. o○
🌺…　　　　　　　　

そして、
背後には、誰の作品だか、ミオンには分から
ない油絵が飾ってある場所、でも…、独り、

『…しぃ～ん！』
　　　　　　？？.。o○『…シーン！』
『…しぃ～ん！』

🍺…😿…「ぅぅぅぅぅｘ」　　o。. o○

華やかだけど、　
座り心地は悪い。
🌺　🌺　🌺

近くに、は、　　　　　『…シーン！』
誰もいない毎日、だから、
🌺　🌺　🌺

ミオンは、
人恋しくなる。　✖♥❤💛♥✖

🐤…🐤…？
『…シーン！』？
　　　　　　　『…しぃ～ん！』
o。　　. o○
　　　　　　　　　　　　　.。o○
ちょうどそのころ、トイレ見学に来た、
この２人と知り合って…

…🚽　　o。. o○　

だから、
こうして、マイやレイと一緒だと、
やっと、喋れて、やっと、愚痴れて…
嬉しさバクハツして、ワガママ？に
なるのかも、
　　　　　　　　　🐤...！
🌋！
　　　　🐤＋🐤…？　　　
そして、
時々、

ミオンの👀！目の前は、各界の
有名人、VIP の方々が通り過ぎる。

👦…　⛳…👔…⚽…🌠…👸…
📱…
この来客の中には、誰でも知っている
大企業の社長さんや、芸能人、プロの
スポーツ選手や、オリン◎ックの選手、
も、いらっしゃる。

📺…　…🌠
こんなに凄い方々が、ミオンの前を通り過ぎ
ていくのに、それは、一瞬の出来事。そこで
の会話は、ほとんど、なく、ご挨拶だけ。

🐱！「(*- -)(*_ _)ペコリ！
　　　　個人情報は言えないけど…」

ミオンは、話の解るレイに向かってボヤク。

🍺…(~_~; )💦

🐱…「ねぇ、『これ』って何だろうね、
　　　未だに解らないよワタシには…
　　　VIPの方にも、お茶出しとかする
　　　けど、
　　　その、かなり有名な方でも、
　　『新しいコ？』って、ニコニコで、
　　　なんでか、　　✋☕…カチャ…
　　　ガチガチ💦の動きの　　　
　　　ワタシを甘やかす？だけで、
　　　なにが正解なのかも解らない。
　　　　　　あぁ～、病ミハイルゥー」
？？
？？○o。.🐰「甘やかす？
　　　　　　　優しいって事？
　　　　　　　サスガ VIP の余裕！
　　　　　　　　　ヤッパ、イイじゃん❣」
🐇…♡　　？？　　？？
？？　🐶「ん～？かえって、
　　　　　　緊張するよね…
　　　　　　あ…『秘書の仕事』
　　　　　　調べてみる？
　　　　　　会社でも、違いは
　　　　　　あるんじゃない？
　　　　　　資格いっぱい持ってる人
　　　　　　　も、いるし、言語も…」
？？　　　　？？？　　　？？
👂…　　？？　　？？

レイは、経験がないからアドバイスはできな
いが、こんな話でも、聞く耳を持ってくれる。
　　　？？
？？　　　🐰「マイは興味ある❣
　　　　　　　英会話勉強しとこうかな…」
☕…？🍵…？　　　　　🐇…📍
？？
　　　？？
マイは、そんな環境でも、イイみたいだ。
？？
🐶？「エッ⁉ コノ！秘書と
　　　 受付の仕事？」

レイは、ミオンの話を聴けば聞くほど、
怪訝な表情になる。
　　　　　　　　　　　　　？？
😿「そ！ワタシ、書類の作成や、
　　社長のスケジュール管理ですらも
　　なにもしてないのに⁉だよ！
　『仕事』なの？かなぁ？
　　って、ならない？？」　(――;)？

？？　○o。.🐰？「そう？」
？？？
　　？？？　🐱！「エッ？」
マイは不思議がり、
？？
🐶「そうだよね！
　　　ずっと！毎日、だよ、８時間も！
　　『何もない！』が、つづく…
　　　ダヨネ、たまに、お茶出しくらい…
　　　　　　　　　　でも、それ、ヤダ…」

　？？　🐱！「うん…」

レイはミオンに寄る。

　　🕗？ ⇒ 🕛？ ⇒ 🕔？ …✖
？？　　『…しぃ～ん！』　　　？？
　　　　　　　　　　　　？？
誰も来ない日、ミオンには、何も音が無い、
そこに、居なければならない苦痛が続く。
？？　　　　　　　？
これは、
経験しないと分かりづらいのかもしれない。
🌺…🌺🌺🌺　　　　　　
　　　　　　　　　(T_T)/~~~🌺
そして、
ミオンは、
とうとう、

その、
ミオンには冷たく、不愛想な、先輩、
鉄仮面美人の✨完璧秘書さん✨に、

🥊直接対決🛎！で、
仕事の確認をしたら、

❕！❕！　？？？　👠！…

🐱「だから…ワタシ先輩に、
　『あの…、ワタクシの仕事の事で…
　　　　　　　　お聴きしたい事が…』
　　　　　　って、言ってみたけど…」
？？？
　　　　　　　　❕！❕！🐄?…no!
🐰！「うん！」
🐶！「…そうだね」

♦◇♦…　　　　　　　　　❕！❕！

🐱💦「そしたら…『…！』
　　　　って、カンジで、
　　　　無言で👀睨まれて…」

？？　🐰？「えっ？」
？？　🐶？「ムゴン…？」

❕…👠…👠✨　　　

　　　　　　　　　❕！❕！　？
これは…
ミオンは、頑張ってみたものの、
一方通行？で、スルーされるカンジ…

この先輩秘書さんと、🐤のミオンじゃ、
レベルが違い過ぎて、
口喧嘩のようなバトルにもならない。

これでは…
ミオンには、やりづらい、

これだから、あの、高井も、直接、この、
社長秘書さんには、関わりたくはない、
のかもしれないし、

気の強い、ミオンを、そこへ入れたのかも
しれないのだが、

ミオンは、お手上げ、　…✋！

🐱💦「うん…でも…
　　　しばらく経ってから、
◇♦『では…』♦◇って…　　🐤💦…
　　　だから、これで、ﾝﾝﾝ？
　　　ケド…ダネ…　　
　　　　　　👣○o。. (-ω-)…???
　　　　　アマクナカッタ…」
✨👠👠！
　　　　　　　　🍺,, ( `･ω･´)　　　　　　　　　　　
…🚗
そう…ミオンはこれで、

時々、
出かける？
社長のお供に…
💼…　　　　　　？？？
これが…
　　　　　　？？？
ミオンはただ「お供」する、ダケ。
？？？　　　　　　✖…💼

🐱💦「…ワタシ、頑張って、
　　　　あの、
　　　　先輩に意見したのに…
　　　　で、外に、
　　　　出られるようになったのに…
　　　　それ！
　　　　内容も聞かされないまま、
　　　　急に『さあ行きますよ』って
　　　　呼ばれたら、社長について、
　　　　　　　　一緒に行動するだけ」

？？　🐰？「……」
？？　🐶？「『往きますよ』…」

🐱「そ…、急に！だよ…
　　赤◎の、
　　天井がものすごく高くて、広い
　　個室なのに、客席が少なくて、
　　凝った彫刻の黒檀の椅子に座って、
　　朱塗り？の長い箸で、静かに回る、
　　　　　円卓囲んでの中華料理とか」
🍜…　　　　　　　　　　❓❓
🐱「店内は狭いけど、
　　予約客相手、だけの、
　　ほかに客のいない、
　　白い暖簾だけで、
　　店名のない、銀◎の、
　『一見さんお断り』の
　　すし店とかにも行っちゃうし」
❓❓　　
　　🐰？「スゴ！って、
　　　　　のれん、だけ？…
　　　　『イチゲンサン』？」
🍣…　　　　　　　　　❓❓
マイは、その、言葉が分からない。

🐶「初めての客、
　　　紹介が無い人」
　　　　　　　　　レイに教わる。
❓❓
…🥚？
　　　　　　　　　　　　❓❓
😿「ワタシ…、🍣あれって、
　　チッチャイし、一口、
　　で、食べれちゃうから、🍣…
　　ありがたみも分からず、
　　食べちゃったけど…、
　　それに…いつも、
　　高級な店に行くんだけど、
　　この『接待』？めちゃイヤなの！
　　…先輩に、ワザワザ、
　『社長に、ごちそうさまって、
　　言いなさい』って言われるし…」
🍶…　　　　　　　　　　　❓❓

🐰？「なんで！いいなぁ～
　　　　一口？高級すし…接待…」
❓❓
🐶？「接待？食べるだけ？
　　　『ゴチソウサマって
　　　　　　言いなさい』って、
　　　　　　コドモあつかい？」
🥩…　…🍣
ミオンは、接待と言ったが、
❓❓
これには、

対象の下調べに始まり、各方面への根回
しや、関係先での…などで、こうした、
社長の外での行動は、まぁ…、

ありそうだが、そこに同席したミオンは、
開発部にいた事はあっても、その時とは、
仕事の規模が違う。

ただ、あきらかに…
🐤は、相手にされない…

この席では、直接、その対象について、なに
も、知らされずに、分らないまま、な、カン
ジだから、ミオンだけ、キョトンとしてしま
う。ならば…

自分で、少しは、事前に、（なにについての
…で、対象は誰なのかくらいは）勉強したら
良いのだが、それだって、

この先輩秘書さんに、
その、当日、その、直前に、知らされては、

それすらも、時間がなく、ジタバタト、
まだ、ミオンには、ドウシタラ善いのか
分からないようで、
❓❓
それに…
　　　　　❓❓
この美人秘書さんによって、
　　　　　　　　　　　　　　❓❓
ミオンは、社長に
向かっての
「ゴチソウサマデシタ」を、　　
強制されるが、

❓❓　
これには…　　　　　　❓❓
👠！…
やっぱり、　　　　　　　
この人が、社長秘書って…

ミオンには、まだ、　　　　❓❓
「社長に、ごちそうさま」の、　
その、「意味」が分からないけれど、

同席したミオンに、これをワザワザ、
言わせるの、は、怖い。
　　　　　　　　　✨👠！versus
これだから、高井でも、　　　 🐺…
簡単には…
❓❓

🥃…　(ノД`)・゜・。

😿「このままだと、
　　　だんだんイヤイヤ、無表情で、
　　　やっていくと思う、の、
　　　　ワタシ、病ミ、で、しょ…」
❓❓
🐰 💦「接待？苦痛に思うの？」

🐶「責任は無いけどね、
　　　先輩秘書さん
　　　　　　一緒だし…」
❓❓　

🐱「『責任』か…
　　うぅぅ…あっ！一度だけ、
　　社長に怒られたのは、神楽坂！
　　割烹料理店の接待の席で、
　　元メダリストの
　　協会の、重鎮の『先生』の、
　　　隣に座るように指示されて」

🐱「その人に、
　　お酒の御酌をしなかった時、
　『おまえは、帰れ！』って
　　怒鳴られたことはあったけど…」

　　🐰「言われただけでしょ？
　　　　ねぇ？カッポウ料理？
　　　　それと
　　　　　　　和食の違いは？」
❓❓
なんだか、マイはズレている。そこ？じゃな
いのだが、レイは、面倒だから、マイに何も
教えない。

それでもズレてるマイは、
❓❓　　
　　🐰「ねぇ！カグラ？ザカ、
　　　　　　　って、ドコ？」

🐱「車で連れていかれたから
　　　　　　　　　知らない！」
(ーー;)…✖

🐶「でも、怖いよね！」
　　　　　　　　　　　　　❓❓　
それでも、マイのマイペース？さが、
煩わしいようで、聞き流すレイ。

🐱「でしょ！」
🐰「エ…」
　　　　　　　❓❓
レイは解っている。
そこに同席しなければならない苦痛も、
お酌を強制されるのも、それ …

この、「お酌」…🍶？
　　　　　　　　　　　　🐤…！
🐱「ワタシは、
　『これは、仕事なの？』って、
　　　　　ケッコウ、キツ…😿」
❓❓　

🐰「そう？…」マイは「？」で
　　　　　　　　　　　　❓❓
🐶「…だね、だって…、
　　仕事で？それが必要な席なら、
　　そこに、『その話』が分からない、
　　ミオンじゃねぇ…、って、それ、
　　ミオンがお酌しなくても、ベツニ、
　　　　　　　　　　構わないよね…」
❓❓
で、ミオンの言いたい事が分かってきた
レイは「！」憮然とした表情になる。

🐶「それに…お酌って、その対象、とか
　　その、お酒によっても、それぞれ、
　　所作？マナー？とか違うんだよね…」
　　　　　　　　　　　　　　　❓❓
レイは真面目だから、難しい顔をして…
ツッコミが長くなる。
お酌、事態も気になるし、所作も気になる。

確かに、🍶の徳利からの場合、徳利の真ん中
あたりを持ち、

添える手は、下側に添え、盃の八分目までを
目安に注ぎ…

これは、日本酒を飲む人じゃないと…
教わらなければ、きっと、分らないし…

それに…
盃がテーブルにある時にお酌をするのは
「置き注ぎ」と言って失礼になるらしい。

❓❓
　🐰 ！「あれ？カグラザカ、
　　　　　ッテ…これ？エッ、ｶﾜｲｲ♡
　　　　　カフェとかもあるじゃん…」

🥞…🍩🍰🥞
　　　　　　　　☕　…🐇❣　　

なんとなく、
自分だけ、隅っこに置かれているマイは、
暇そうに、スマホをいじり「神楽坂」を調べ
てみたりする、でも、
❓❓　　　　　　　　　　　　　❓❓
ミオンとレイは２人、ボックス席の、
向かい合った席で…
　　　　　　　　　　　...🐇…？？？
🐱…グビグビ…
　　　　　　　　　　　…🍺
🐶…カチャカチャ…
　　　　　　　　　　　🥗…　…🍶
❓❓
それに、
もう、ミオンに、やる気が無いのが、
社長にも、ようやく分かったのか、
朝の、
「お茶出し」かなにかのときに、
社長から、
お説教みたいに云われたことが…
❓❓❓

🐱🍺…
「グビッ…、社長から、さ…」

👑
👔
『君は、自分がツマラナイ仕事を
　しているように思っているようだが、
　私だって、今のこの仕事は、
　そんなに、楽しいものじゃないぞ、
　私も、営業をバリバリやっていた方が
　　　　　　　　　　　楽しかったしな』

『この、トシヨリの面倒をみるのは
　　　　　　　　そんなに嫌かい？』

😿「…だって！これ、
　　　社長に、１対1、で
　　　あの、広～い社長室で、
　　　ｄｅｓｋに座ったまま、
　　　穏やかに云われても、
　　　圧迫感💦ハンパない…」

これは、ミオンにはキツかった。
１年目の、若いミオンだって、
この会社でTOPの、５０代の？
社長のこと「トシヨリ」なんて、
思うわけながいのに。

👔…！
これって、十分、

🐤…！
社長は、　　　　　　　♠…
自分の立場を分かっているからか…
👑
🐤…？
🐱！「もう、これ、
　　　あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁｘ」

『グヴィグヴィグビッ！』🍺！

きっと、これは、
♠
たとえ新人でも、
これを仕事としている者に対しての、
厳しい社長のお言葉…
♠
ミオンは、
こんな事まで、抱えていたなんて…

(@_@).。o○✖

　　　　　🐰「怖いよ、それ💦」
🐰…
マイはホントに分かっているのか…？

🐶？「ナンデ説教！」
　　　　　　　　　　　　　👑…
レイは、そこに、拘る。

🐶！「それって？
　　　　行動を改めろって！」

👑…❕　🐩.。o○❓

赤◎、◎座、神◎坂、での接待…
銀◎は往ったことがあっても、そ・ん・な店、
ミオンは往ったことが無かったから、そこで
の、所作？は、分からないし、

外側で、走り回る「営業」をしていたミオン
には、これが仕事と云われると、ギャップも
大きい。

❓❓
　　　🐰？「ただ、座っているだけ…
　　　　　　　　　　でも、お酌？…」
❓❓
？…🍶…✖
　　　　　　　🍣✨🎀✨°🍷🥩˖✧◝…
…◜✧🍸˖°🥗✨🎀✨🍗
❓❓
　　　🐶？「 でも…なんで、
　　　　　　　先輩秘書さんは、
　　　　　　　ミオンに『対象の事』
　　　　　　　　なにも教えないの？」
❓❓
　　　　　　　　　　　　　❓❓
🐱？「ん❓…分かんない」
❓❓

🐶？「…う～ん？」
　　　　　　　　　　　　　❓❓　

°˖✧◝✨◜✧˖°

🐰！「でも、やっぱり、
　　　きっと、その仕事、
　　　他にもやりたい人
　　　いると思うよ、ゼンゼン」

✨°˖✧◝✨◜✧˖°✨
　　　　　　　　　　　📺…🐇！
マイは、「芸能人」に、
逢いたい、だけ、なのだが、

🐰！「先のことを考えすぎても、
　　あまり意味はないと思うケド？」

なんとか話に加わろうと？マイは纏める。
でも、ヤッパリ、少し、ズレてる。

　🐱✖「は？そうなんだよね、
　　　　マイなんて、とくに
　　　　そう思うでしょ！ku」

これは、✖嫌味か、どうか…

「ナニも音がナイ処に８時間、コウソク」
「ワケが解らナイままの接待、ドウセキ」

それが現実でも…
　　　　　　　　　　…🐤！
まだまだ…
新人のうちは、それが、仕事と言われたら、
とりあえず、やらなければならない。

🐰 ❣「なんか、マイ、
　　　ヤッパリ『受付』か、『秘書』
　　　　　　　やりたい気もする…」

🐱？「えっ！」

🐶？「だから💦…」

こんなに、ミオンが境遇の悪さを訴えたのに、
マイは「マイペース」？「不思議」？で、
ミオンもレイも呆れた。
　　　　　　　　　　　🐇…？.。o○

🐰「あれ？だって、さぁ…
　　お酌すればいいんでしょ…」

🐶…？
🐱…モォッ！…

　　　　　　🍺…(`Д´)…ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

🐰 ⤵「えぇ～？コワッ💦」

🐶💦「ちょっと、ミオン！
　　　　マイったら、もう…
　　　　２人とも、クドイ、ケド！
　　　　なにも…、誰も…
　　　　せめて、ないでしょ？」

🐱✖「そ？」
🐰 ✖「そう？」

２人とも、レイを睨む。
🍶…？
🐶◎「って？私？
　　　イヤイヤイヤ…
　　　違うでしょ！ヤメテ！」

レイはお手上げ👐だ。

🐱⤵「でも、ワタシ、
　　　自分が恵まれてるとは思えない…」

(´;ω;｀)💦

ミオンは、美人なのだが、
自分の容姿に自信があるわけじゃない。
秘書や受付の仕事では「人から見られる」
事にも、ストレスを強く感じる事もある。

自分に自信があってこの仕事をしているので
はないのに、

🐱✖「だって、
　　『 綺麗なコが入ったって
　　　　聴いたから来たけど、
　　　　タイシタコトナイジャン！ 』
　　　　　　　　　　とか、云われて、
　　　顔が引きつった💦こともあるし！」

🐰！「ゥゥワ！それヤダ！」⤵

🐶「 ヒク、ネ…」

🐱！「 って！これ、
　　　　VIPだから、仕事だから？
　　　　ガマンスルケド、
　　　　外だったら、ワタシ、
　　　　　　　ぶん殴ってる…」
🥊！…

🐰！「 やっぱ、
　　　　ミオン、コワッ💦 」
　　　　　　　　　　🐇… 🥊？

🐱！「そ！」

🐶「…ったく、マイ、
　　　マニウケナイ、
　　　ナイ・デ・ショ！」

🐰「……？」　…エッ！
🍡…
　　　　　　　🍺ヽ(`-´*)ﾉ..✖✖✖
…🥊…🥊
「 モォォォ～ダ…✖✖✖！」
🐄？…　　🍺🍺🍺…🐤…　🐤...？
「あれ？ヤ…」　🥃…「キャッ…」🍸…
「キャッ…」🍹…　「へへ…」🍺…
「uuu…」　　　　…🥚
🐟.🦑🐡…　　　　　…🐙🥚🦐
「 ✖✖でしょ！」「エッ！」
　　　　「kuku…」　　…🥗
「ソウソウ…」
🍥…　　　　🐤…🐤…🐤？
「キャッ…」
　　　　「ブンブン…」🐤…
🐤… 「boo…」　「フフフフ…」
🐤？
🏢…？　　🍺…🍶🍺🍷🍸🍹…
🦑…

もう、今日もすっかり酒に酔い、
すわった眼が恐いミオン。
…🐡
　　　　　　　　(-ω- )ノ🍺…
🥔…
その様子に、レイは、すかさず、

　🐶◎「ぁ…、ねぇ、如何する、
　　　　　そろそろ、
　　　　ここ出ない？　今日は、
　　　　曇ってるから、雨もさぁ…」

☔…
レイは、ミオンを心配している。
けれど、今

「溜まっていたものを吐き出した」あとに、
時間を少しあけて、気分を変えないと元気に
なれない…、っと、レイは考えていた。

🌋…　　
レイはちゃんと纏める？
でも、皆も気分を変えたい。
レイだって、新しい仕事に就けば、
ストレスは溜まる。それはマイだって。

🐶◎「次の店、駅近、いこうよ！」
🐰 ⤵「明日、仕事じゃん！」
🐱！「ワタシ！まだ、
　　　　酔っぱらってな～い‼」
🐶💦「ハイハイ…」

レイは先に席を立った。酔っぱらってるミオ
ンは、ゆっくりと立ち上がり、マイは、そそ
くさと、トイレへ急いだ。

この３人は「同期」として、
これからも、
じゃれ合いながら、
大人になっていく。

でも…
こんな世の中なのに、

昔と変わらず？
一般人とかけ離れた社長たち、
街中を歩き回るミオンたち、
との間には、ギャップがありすぎる。

それに、

この、
ミオンがイヤイヤの接待の事では、
これからなにか、ある、の、
かもしれない…
　　　　　　　　　　　　…🐺！
社長より、
一回り下の高井は、これを…

🍺🐱　　🍸🐇　　　🐶🍷…？