僕の守護天使

　 私からあなたへ――

　こういう書き出しだしだと、まるでこれから別れ話が始まるのかと、あなたを驚かせてしまうかもしれない。
　これから私が語るお話は、まあ驚くべき内容には違いないのだけれど、一体なぜそんなものを私は書きたくなったのか有り体に言うけれど、このお話は、私があなたに示す“態度”――なのである。