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「ねぇ。やろうよ。ねぇ。」
キャミソール姿の神奈子が遼の背中に擦り寄った。シースルーの生地は豊満な胸とくびれたウェストを妖艶に魅せ甘く男を誘う。
「おい。バカ言うなよ。ガキでも出来たらどーすんだよ?今日、あぶねー日なんだろ。無理無理。」
背中の神奈子を蝿の様に片手で追い払う。振動であぐらの上に広げたスポーツ新聞の端に咥えたままの煙草の先がポロリと落ちた。
「アチチッ!ヤベッ」
新聞の端に覗いた薄手のジャージ。小さな火種はあっと言う間にジリジリと小さな音をたて生地に穴を開けた。
「あははは!!燃えちゃうよーん!」
遼が慌てて立ち上がった途端、神奈子はいきなり両手で遼のジャージと下着を同時に掴み床に一気に脱がせる。
「お、おい!ヤメロよ!」
「い・や・だ♡」
悪戯な瞳を爛々と輝かせた神奈子は遼の鍛えられた両太腿の前に滑り込み、己の舌技で男の欲情を高めようと企み始めた。
「全く、お前なぁ、、クソッ」
敏感な部分の身体の刺激に理性は直ぐに凌駕される。遼はパーマとブリーチで痛みきった女の髪を両手で掴みながら自分の根の奥まで引き寄せ快楽を受け入れた。
ああ、全くこのビッチめ。
遼は苦笑いしながら外に欲情を放出した。
そして二度目は神奈子の身体の中に打ち込み
再び同じ台詞で脳内で嗤う。
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