82人が本棚に入れています
本棚に追加
ダイヤとハロウィン7
俺とフジマ、二人分の先走りが混ざり合い濡れ光る太腿のべとつきなんて気にする暇もない。
はだけたスカートを直すのも忘れ、ぱく付く尻穴にフジマを咥え込んで跳ね回ってりゃ、もう一度命令される。
「顔上げて。目を開けて」
命令されるがまま薄目を開けりゃ、ぼやけた視界で規則正しく運動する影が映る。
それがスタンドミラーに映った自分の姿だと気付いて、思考停止状態に陥る。
「フジマっ、待」
一際すごいのがくる。
俺の腰を両手で掴んで力ずくで引きずり下ろすフジマ、前立腺をゴリッと抉られてまたイく、フジマの上でよがり狂って痙攣すりゃ鏡の中にだらしないメイドが映る。
「あっあ、ぁッあっ、ふぁっあ、あっああ」
倒錯した快楽に蕩けきった顔、肩からずり落ちた襟刳りと赤裸々にめくれたスカート、尖りきった乳首まで丸見えだ。
「あっ……」
「感じてるね、すっごい締まる」
「ふじまっ、あぁあっあやめ」
フジマは俺に鏡を見せて俺を抱く。
目を逸らしたのに逸らせない、鏡が余す所なく暴きたてる痴態を無視したくてもできず瞼を閉じても鮮烈に焼き付いて、全て忘れちまいたい一心で狂ったように腰を振りたくる。
「やめっ、ふぁぁっ、ンァっあ」
「ぐちゃぐちゃ音してるのわかるか。前、すっごい滴ってる」
「いちいち言うな……」
スカートの下でいたずらに手がもぞつく。尻にめりこむ圧が倍に膨らんで、入口から奥へ滑走する都度快感が弾ける。
「ふあっ、ぁっあっ、あっあ、ンふぁっあ、ぁッあぁ―――――――!」
前立腺をガツガツいじめ抜かれて軽率にイきまくる。
「ふっあ、ぁまッんぅっ」
「鏡を見なよ、どこもかしこもドロドロに溶けてる」
フジマが仰け反る首筋を啄んで乳首を甘噛み引っ張る、そんな事されたら体内がビクビクしてイくのが止まらなくなって呂律の回らない舌で途切れ途切れにせがむ。
「フジマっ、はぁっやっ、そこやっだめ、よせマジで余裕が」
手を突っ張って押しのけようにも密着しすぎて無理な相談、下手に腰をくねらしゃ俺を貫く物をよりキツく咥え込むハメになって、その間もフジマが射精にゃ至らない程度のぬるい力加減で突き回すせいで小さい絶頂がくり返し訪れ、全身を性感帯に造り替えていく。
「あっあっあっあっ――――――――――――――――――」
「さっきから細かくイきまくって感度がいいね」
ペニスがスカートを押し上げて形がハッキリ浮かび、鏡の中の俺が口にするのもはばかられる姿で腰を振る。
斜めに傾いだホワイトプリムは今にも頭からずり落ちそうで、スカートの前はぐっしょり濡れそぼり、いかがわしい染みができる。
「イくっ、ィくっ」
女のかっこで。
メイドのなりで。
絶対変だおかしいと抗い抜くには気持ちがよすぎて、フジマの物を尻にねじこんで半泣きで訴えりゃ、さらに固さと太さを増して奥を削る。
「あ――――――――――――――――――――――ッ!!」
「イッていいよ」
鏡の中のメイドが絶頂する。同時に俺も果てる。
「巧……っ」
体奥に生温かい液体を放ってフジマが痙攣、切なげに顔を歪めて束の間の余韻に浸る。
フジマの胸に倒れ込み、粘膜の痙攣が完全におさまりきるまでひたすらやり過ごす。
最初のコメントを投稿しよう!