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今回の作画にあたって、鳴さまから作品の世界観について、色々教えて頂きました。
2人は高校時代からの付き合い。転校してきたヒカリちゃんは成績優秀でしたが、他のトップクラスの生徒たちから妬みを買ってしまいます。
それを助けたのが優一郎くん、2人のなれそめです。あかーん。
さらに、優一郎くんがギタリストであったとの情報をゲット。バンドのキーボードが急きょ出られなくなった際に、ピアノ経験者のヒカリちゃんが『私できるよ』と持ち前の明るさで乗りこんできたエピソードも頂きました。あひょーい。
そうだ。これ、描こう。
頼まれてもいないのに描いてしまった。はー、これだから嫌だよ、私ってのは。
やる気満々。早々に譜読みを始めるヒカリちゃん。まだOKしてないけど、な表情の優一郎くん。
そして、後ろの見守リズム隊は私のアドリブです。結構、これ気に入ってます。
このリズム隊が同じ大学に行き、そこで出会ったうちの宇野とバンドを組んで活動するのは、また別の話……いえ、嘘です、嘘です。
とにかく、楽器が難しい!
よく見ると、ギターが歪んでますね。あ、よく見なくていいです。あまり見ないでください。
弦とフレットだけ、レイヤを分けました。おかげで、立体感が出た気がします。
今回、高校生を描いてて思ったんですけど。
制服を描かせると、描き手の世代が出ますよねえ……。
こちらは例によって下描き。
ヒカリちゃんのキーボード、当初はヤマハでした笑
色塗りの段階で、うーん、ダイレクトに描くのはどうだろうと思い直し。別にいいんでしょうけど。
YAM○HA、というのもおかしいじゃないですか。なので、まあ描かなくてもいいかと。どっかのナニカ製のキーボードということにしました。
何故か保存されていた線画のみの絵。これぞまさに、おまけ。
ギター周りが若干不完全ですが。
弦、ちょっと浮いて見えるでしょう?
先ほど、うんうん唸りながらとは言いましたが、いえ本当は楽しかったです。
お見せするまで、めちゃくちゃ緊張していたのもまた事実ですが……。
『虹』でも、追記として今回のお話を鳴さまも書いてくださってます。よろしければどうぞ。
そして、この場をお借りして鳴さまにお礼申し上げます。楽しかったです、嬉しかったです、ありがとうございました!
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