くまのらくがき

5.熊野こけし

　突然ですが、私、前髪は常に短めにしております。

　目に入るのが嫌なのです。
　いちいち切るのも面倒なんですが、それより目が痛い方が私は嫌で。

　天秤にかけたら、短くしておく方がいいという判断に至ったわけです。

　短すぎるようでは確かにヘンですが、短くても長くても、大して変わらんのです。
　何をどうしたって、私はヘンなのです。

　そんなヘンな私、伸びかけのショートヘアと切りそろった前髪で、何となくこけしに似ていると言われます。
　うちの母に。

　確かに顔も体も丸いし、全く似てないよ！とも言い返せない気がしている。

　そうだ。
　熊野こけし……描いてみるか？

　ある日のタイムラインにて、ちょろっとそんな話をしたことがあります。
　何と、見てみたいとのお声が。

　じゃあ、描くかい？

　少し乗せられただけでこれですよ。単純ですねえ。

　というわけで描いてみました。熊野こけしです。
　ん、でかっ。

　髪型は大体、こんな感じです。顔もこんな感じです。
　リボンはさすがにつけてません。

　この青と紫の着物は、成人式で着た振袖をマネて色づけました。それから、薄桃色の長襦袢も。
　帯は、水色じゃないんですけどね。赤と黒だったかな？

　だがしかし、今の熊野に赤ベースの帯の柄と、赤の帯締めの描き分けなど、出来るはずがないのでした。ちゃんちゃん。

　このらくがきをした後に、他の方の美麗なイラストを拝見したらね…もう、クオリティの違いにですね、ふはは。

　めでたし、めでたし(？？)