恋と言うのじゃないけれど…

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昼休憩のデザートを食べてたら、涼から電話があった。珍し~ 「由衣 お前、航となんかあった?」 「……なんもないよ」 「なんだ、今の間は?」 「プリン食べてたんだよ」 「なにも無いんならいいけど…昨日イヴなのにお前来てなかったろ」 「ウチはイヴは家族で、がルールだからね」 「お前の事ずっと気にしてて… あいつに手ぇ出すなよ。ああ見えて面倒な奴なんだよ。上手くいっても…真面目なだけに …いや、真面目で面倒くさいんだよ。あいつから手ぇだすことはないが、お前は信用できんしな、いいか、わかったな、手ぇ出すなよ」 …遅い!言うのが 「今日出て来る?」 「ん…行ったがいい?」 「なんかお前に会いたがってるみたいで」 「なによ、どーせぇ言うのよ。上手くいったらダメみたいに言ったくせに」 「あいつあと3日もしたら、向こうに帰る」 「向こうって?」 「東京…それまで楽しく、遊ばせてやって」 なんか腹たつなぁ、肝心なとこ飛ばして…意味分からんし!それに手ぇ出したか、出してないかっていったら……もう遅いし。
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