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その炎上をきっかけに私はたたかれ、ライブは前からいた三人しか来なくなってしまったのだ。当然学校でも話題になって、友達も離れていった。毎日が地獄だった。もう、どこかへ消えてしまおうかと考えた。だけど。とある日、ライブ中に私は泣き出してしまった。
「~……っ、ううっ」
歌えなくなり、しゃがみ込み泣きじゃくる私はとても惨めで。
なんて浮かれて、自分の本当の立場を忘れていたのだと自分を責めた。
だけど、しゃがみ込んだ私の周りにはいつもの三人が駆け寄ってきてくれて。
「大丈夫? あずぴょん」
そう口々に私を心配するのだ。あんな惨めな姿を見せたというのに。
私さらに泣いた。うれしくて、情けなくて泣いた。心が苦しくて、うれしくて、だけどどこかが温かかった。
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