絵空事と現実味

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絵空事と現実味

血液検査が終わったあとに、3本分の自分の血液が入った試験管を渡された。 「はい! これも持って行ってね!」 熱い! 渡された試験管の熱さに驚いた。 ふらっとして、その場にヘタりこんだ。 「あかん、お母さん、これ持っててぇ、しんどいぃ、気持ち悪いぃ」 なぜ、渡されるものが冷たいものだと思い込んだのだろう? だから、体温と同じだけあって当たり前なのに 摂氏37度とは、どんな熱さなのかが考えたことがなかった。 ◆◆◆ 別バージョンをHB<2Bにも上げます。良かったら見てみてください。◕‿◕。
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