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心と気持ち5
それから数年が経ち前までは「いつもじゃない事」だった物も真新しさが無くなり「いつもの事」になりだしてきた頃トウマから連絡がきた。
〜♪〜♪〜♪
ケンジ(いつもの飲みの誘いか?)
ケンジ「もしもし?」
トウマ「明日休みだろ?朝から付き合ってくれよ」
ケンジ「朝から呑むのか?」
トウマ「まさか…〇〇に9時で…じゃあな」
プッ!プ〜!プ〜!プ〜!
こちらの返事を待たず電話は切られたがそれも彼らしいと納得して折り返し聞く事もなく当日を向かえた。
某所〇〇
待ち合わせ場所に10分程早く着いた俺は辺りを見回しトウマの姿を探す。
ケンジ(まだ来てないか…)
(今日は何をするんだろうか…)
暫く考えに耽っているとトウマは時間通りに現れ
トウマ「早いな…じゃ早速ナンパしに行くぞ」
ケンジ「ナンパ?」
「いや…俺は基本女の性格が嫌いで…」
トウマ「何言ってるんだよ」
「苦手意識を変えるのも必要だろ?」
ケンジ「………」
そして半ば強引にトウマの行きつけの喫茶店に連れていかれた…
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