変革3

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変革3

自室 ケンジ「何だったんだろ…」 理由を説明されず呼び出されいきなり店に来た女と会話し軽くだがまた会う約束までして… トウマの目的は理解出来ないが自分の中で何かが変わろうとしていた。 〜♪〜♪〜♪ 室内に着信音が響き画面を見るとトウマからだった… ケンジ「もしもし?」 トウマ「もう帰ったのか?」 ケンジ「あぁ…と言うよりいきなり一人にさせて店を出て行ってなんだったんだよ…」 トウマ「俺が居ても話ずらいと思ってさ」 「それで?次も会うんだろ?」 ケンジ「まぁ…うん…」 自らが誘った訳じゃなく相手に流され結果そうなった事にバツが悪いと感じ言葉の歯切れは良くなかった… トウマ「そうか!あと俺暫く忙しくて連絡取れなくなるから宜しく!!それじゃまた連絡するわ!!」 ケンジ「え?」 プップ〜プ〜プ〜!! ケンジ(なんなんだ…?) まだ数年の付き合いだがトウマの自由奔放な部分に振り回される事はここ最近慣れてきているが… ケンジ(何がしたいんだよ…) 考えても仕方が無いのでそれから家で飯を食い夕方まではまだ観ていない映画やドラマや動画を漁り休みを満喫した。 辺りが薄暗くなってきた頃タバコを吸いにベランダに出て久しぶりに夕焼けをマジマジと見た。 ケンジ(明日からまた仕事か…) スゥゥゥ…スパ〜!! ズズッ!! タバコを吸いコーヒーを一口飲みあの喫茶店の事…あの女の事を思い出しながら下の通行人の様子を眺めていた…
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