1章 動き出す日常

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『へえ、それで 俺にわざわざ自分で連絡してきたのね。』 「探偵であり、世界に名を馳せたあんたに 問いたくてね」 『へー』 「で、何か知りません?」 『何とも言えん』 「はぁ?!」 『探偵だからって何でも知ってると思うなよ 俺はもともとそっちの世界との関わりは薄い んだよ。』 「…そういえばそうだった…」 『ま、調べといてやるよ。とりあえず新の メンタルに気をつけておいてやれよ…』 「…はい。」 『陸、これだけは言っとく、多分今起こらず ともいつかマフィアの抗争は起こるし、それで 誰かが傷つくことはある。だから…お前も新も 悪くない。良いね?』 「あんた、俺の後ろにでも目ついてんの」 『は?それ化け物だろ、ざけんなよ』 「笑」 『んじゃ、またな。』 「はい。」 はぁ。全部わかられてるなぁ。あの人 ほんと何者なんだろう。
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