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ということで日曜日。
どうしたものかと考えても今さら、告白はなかったことにしてね、なんてヘタレなことなど連絡できない。
なけなしの胸を張り、待ち合わせ場所に向かい、天気良くてよかったね、なんて言い合い電車に乗って遊園地に着いた。
男子が一人で女子が二人。
見た目、両手に女の子をはべらせているもてもて男子と、彼を得ようとして火花を散らし、群がる女子二人。
彼は爽やか系青年に成長しかけている男子。隣に並び立つは女子のわたしでも顔を埋めたくなるほどのナイスなお胸を所有していて、それなのに性格も優しい彼女だ。
うん? もしかしてわたし。
勢いで二人を誘ったけど。
この二人がお付き合いしたほうが。
もしかしてお似合い?
もしかして二人。
互いに気になっていて、わたしが自転車置き場に誘い出したことを利用しようとしている? わたしを差しおいて二人、仲良くしようとしている。
自分に自信のないわたしが、疑心暗鬼のわたしがここにいる。だから
「コーヒーカップに乗ろうよ」
無性に乗りたくなった。
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