墨鵺 銀麟さん 🌇2020年7月11日の夕暮れ(1347ページ)

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墨鵺 銀麟さん 🌇2020年7月11日の夕暮れ(1347ページ)

d1d6ba95-c89a-4ec0-b671-7b58649f8d9e 「雲の切れ間の、赤瑪瑙(アカメノウ)」 耳をすませば、 荘厳で偉大な、 凛々しい音。 大地が、空を生む。 水晶にはいわし雲、 瑠璃には星空が見える。 大地は、空を知る。 あなたは言った。 赤瑪瑙(アカメノウ)にはね、 夕陽が 閉じ込められているの。 空と、大地。 移り気な空の表情を、 大地が映して。 まるで、写真のように 閉じ込めたのよ。
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