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結局昨日はレオンに、、その、、、キスされた後はカールしか入ってこなくて 部屋についている大きなお風呂に入ってカールが夜ご飯を持ってきてくれて食べたあと眠りについた。
レオンにキスされた時、僕は怖くて涙が溢れた。 その時のレオンの表情が少し辛そうに見えたその表情がすこし胸が苦しくなった。
いやでもきっとそんなはずはない。
僕の気持ちなんてどうでもいいと思っている。
「はぁ、、、僕はいつまでここで暮らすんだろう、、。」
つい声が漏れてしまう
コンコン
「失礼します」
この声はカールだった。
「はい、、!」
「ゆう様、昨日はよく眠れましたか?」
「はい、!眠れました、、ありがとうございます、、」
実はよく眠れなかった、、、。
「それはよかったです。
ゆう様、朝食の準備が整いました。
レオン様が一緒にたべてはくれないか?との伝言ですが、、、どうされますか?」
僕の気持ちなんて関係ないくせに。
俺と一緒に食べろ の間違いじゃないのか?
でも今日は1人で食べたい、、、
「......」
僕は黙り込んでしまった
「ゆう様、」
「、、、はい」
「無理にはいい。
とレオン様が仰っていましたよ」
「え、、」
断ったらまた怖くなって酷いことされると思ってたのに、、、
「じゃ、、、じゃあ、、今日は、、その、、
僕、1人で食べたいです」
「かしこまりました。
ではゆう様のお部屋にお運び致しますね」
そうカールは笑顔で言ってくれた
ここに来て初めてなんだか心が落ち着いた気がする。
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カールside
「カール、、、」
「はい、なんでしょうか」
「ゆうは起きていたか?ちゃんと眠れたのか聞いたか?」
「はい。起きておられましたよ、
本人様は眠れたと言っておられましたが、目の下にはくまができていてきっと十分な睡眠はとれていないかと、、」
そういうレオン様も目の下にはくまができていた。
「そうか、、、、
朝食はどうすると言っていた、」
「今日は1人で食べたいと言われておりましたよ」
「そうか、、、、、」
レオン様は物凄く落ち込んだ様子だった。
こんなに落ち込む姿は久しぶりにみた
「レオン様、、
ゆう様はきっと少しずつ心を開いてくれると思いますよ、レオン様はほんとうは心から優しい方ですから。少しずつ信頼を繋いでいけば大丈夫だと思います。」
「ほんとうはって、、、笑
そうだな、俺もちゃんとしないとな、、
カール、ありがとうな。」
「いえ。」
「それと、ゆうを学校に通わせるから
朝食を食べたあとゆうと一緒に制服を採寸してこい」
「決断なさったのですね」
「あぁ、ゆうの母の頼みでもあるからな」
「では、失礼します」
「頼んだぞ、」
「はい。」
私は頭を下げ書斎をでていった。
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