88人が本棚に入れています
本棚に追加
町はずれに住む家族
僕は、家族3人で暮らしている。裕福とは言えず貧乏だったが、いつも笑顔が絶えないこの暮らしがとても幸せで、大好きだった。
ある時までは……
病に伏している母と、生まれつき体の弱かった妹を養うために僕は、仕事をしていた。それは安全とは言えない仕事だったがその分、給料はよかった。それはいわゆるスパイ(情報屋) だった、 けれど僕の容姿はあまりにも他の人とは違っていた、 目は透き通るような青で、肌は白くまつ毛も髪の毛も白かった。そのせいなのか太陽の下で長時間うごけなかった。あまりにも目立ってしまうので、夏でも長袖のフードを深く被って情報屋という仕事を主に夜やっていたのだ。
最初のコメントを投稿しよう!