サリアとルアとおまけのハク1

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「サリアさんのをあげたら、ルア様、私の食べてくれなくなるじゃないですか」 と言って、ハクは頬を膨らませた。 無視して私はフリルエプロンをつける。 私、サリアとハクはルア様の護衛。 護衛と言っても、ルア様にとって私は姉のような存在だし、ハクはルア様にとって犬のような存在。 私はハクと同じ銀髪に青の瞳をしている。 実は私たち、双子なの。 ルア様は悪魔とも呼ばれているけれど、私たちが今いる闇の世界の主よ。 決して、裸で女の子を追いかけたり、変な動物になって笑いを取るようなヒトじゃないわ。
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