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「サリアさんのをあげたら、ルア様、私の食べてくれなくなるじゃないですか」
と言って、ハクは頬を膨らませた。
無視して私はフリルエプロンをつける。
私、サリアとハクはルア様の護衛。
護衛と言っても、ルア様にとって私は姉のような存在だし、ハクはルア様にとって犬のような存在。
私はハクと同じ銀髪に青の瞳をしている。
実は私たち、双子なの。
ルア様は悪魔とも呼ばれているけれど、私たちが今いる闇の世界の主よ。
決して、裸で女の子を追いかけたり、変な動物になって笑いを取るようなヒトじゃないわ。
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