サリアとルアとおまけのハク1

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「ルア様ー。チョコ食ーべませんかー?」 「いーらない」 「そんな事言ーわずにー」 うふふとハクは怪しげに笑うと、大きなお皿に山のように重なったチョコレートをルア様に向かって投げ始めた。 「ルア様ー、私の愛を受け取ってくださーい! それそれそれそれー!」 「食い物を無駄にするな、ハク」 冷静沈着なルア様はハクの投げたチョコレートを見事にキャッチしていく。 「なーに言ってるんですか。ルア様だって無駄に登場して余計なページを増やしてるくーせーにー」 べーとハクは舌を出す。 ルア様は眉間に皺を寄せた。 でも睨みつけただけ。 さすが冷徹なルア様。
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