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「ルア様ー。チョコ食ーべませんかー?」
「いーらない」
「そんな事言ーわずにー」
うふふとハクは怪しげに笑うと、大きなお皿に山のように重なったチョコレートをルア様に向かって投げ始めた。
「ルア様ー、私の愛を受け取ってくださーい! それそれそれそれー!」
「食い物を無駄にするな、ハク」
冷静沈着なルア様はハクの投げたチョコレートを見事にキャッチしていく。
「なーに言ってるんですか。ルア様だって無駄に登場して余計なページを増やしてるくーせーにー」
べーとハクは舌を出す。
ルア様は眉間に皺を寄せた。
でも睨みつけただけ。
さすが冷徹なルア様。
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