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わたしがこんなに
キーキー言っても、
暁くんは涼しい顔。
というか、むしろ
クククッと嫌な笑い方
してこっちをチラリ！
「何がおかしのっ、
暁くんのせいで
わたし同学年の男子が
全部恋愛対象外だよ！」
「やったじゃん、
俺のお陰で変な性癖の
男に引っ掛からねーよ、
暁くん、やっさしー。」
「なんでそうなるの！」
一番変なのは暁くんだし！
あーーもーーっ、
暁くんを言い負かせることが
できないいいいいい
わたしはせめてもの
抵抗で、これ以上暁くんと
向かい合わせでごはんを
食べるのをボイコット
するために、
ごはんを一気に口に
流し込んだ。
すると、暁くん、
それを見てニヤニヤ。
「雅チャン、
よく噛まないと太るよ。」
「さっきから太る太る
うるさいっ！」
ほんと女の子に対して
失礼だよね！
わたしがプイッと
顔を背けると、
暁くんは食べ終わった
皿を下げるために席を
たちながらフッと笑った。
「あー、でも雅は
大丈夫か。
雅の場合、
全部胸にいくもんな？」
そう言って暁くんが
見下ろすのは、
わたしのおっぱい。
ちなみに、
この度めでたくＦカップに
昇進いたしました。
ひとえにママの遺伝子の
お陰です、垂れないように
これからも精進します、
あれ、
今見たら胸にごはん粒が
引っ付いてた。
・・・・・・・・・・、
「みーーーーーー
るーーーーーーー
なーーーーーっ！！！！」
「ごちそーさまでした！
雅洗い物よろしく！」
暁くん、流しに皿を
入れると急いでお風呂に
向かっていった。
言い逃げするなーーっ！
「もーーーっ、
暁くんいつのまに
あんな変態になったの。」
わたしはプリプリ
しながら残りのご飯を
食べきった。
こんな感じで、
わたしは暁くんと
幼馴染みやってます。
暁くんの相手は
ほんっっっっっっっとに
大変です！！
「ごちそーさま！」
わたしはパンッと両手を
合わせると、自分のお皿を
流しに持っていって、
洗い物を始めた。
ヌルヌルが残ってると
暁くんに怒られるから、
丹念に洗いますっ。
一回ミートスパゲティの
皿を洗ったときに、
少しヌルヌルが残ってて
暁くんにものすごい
注意されたからね。
みなさん、そろそろ
お気づきでしょうが、
わたし、少しズボラです。
皿洗いを終わらせて、
やれやれーとソファに
座り込んでテレビを
見ていると、
暁くんがお風呂から
上がってきた。
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