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全国のこどもたちへ
大層なタイトルを付けたところで、この文が全国のこどもたちに届くはずもないのは、百も承知。
それでも私なりに発信しておきたかった。
コロナ禍でただでさえ授業や課題やテストに追われているこどもたち。
学校には、毎日楽しく通えていますか?
通えている子は、どんなことが楽しいだろう。
友達と会えること?
勉強が出来ること?
部活動が出来ること?
それ以外のどんな理由でも良い。
楽しく通えているこどもたちは、今「楽しい!」と思えることを大切にして欲しい。
それはとても素晴らしいことだから。
じゃあ、学校に楽しく通えていない子はどうだろう?
何が楽しくない?
授業?
部活?
友達との人間関係?
もしかしたら理由は一つじゃなくて、もう学校そのものが嫌だっていう子も居るかも知れない。
そんな「嫌だ」って気持ちを、伝えられる相手は居るのかな。
一人で抱えていると、嫌な気持ちはどんどん膨らんで大きくなって、徐々に心を追い詰めてしまう。
家族でも、先生でも、友達でも。誰でも良い。
今、何が嫌で、何が辛いのか。どうか誰かに話して欲しい。
「みんなは学校に行ってるんだから」
「辛いのはみんな同じ」
そう言われると、もう何も言えなくなるよね。
出来ない自分が悪いのかなって、一層自分を責めてしまうよね。
でもそんなことは決してないんです。
どうしようもなく辛くなるのも、何ならもう死んでしまいたいと思ってしまうのも、そう考える自分が悪いんじゃない。
今の世の中の状況や、あなたを取り巻く環境が、そう思わせてしまっているんです。
こんなご時世、大人だってしんどいんだから、まだまだ未成熟な部分も多いこどもたちだって、苦しくなるのも当たり前。
もしも身近に話せる人が居ないなら、自分だけのノートに書き出すも良し、このコメ欄に書き込むも良し。
誰もが「苦しい」「つらい」と訴える権利は持っているのだから。
今は本当に、教育現場があまりにも放置されていて、大人の尺度でしか見られていない気がするので、私はそこがとても心配だったりする。
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