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1 人望ゼロ
宇宙船ブログ#5
アインシュタインという科学者が相対性理論を発表してから1万年以上も経ってもいるそうです。
1万年前なんて恒星間跳躍すらできない時代なのに、ワープの基礎理論はできていたんですね!
僕が働く会社ではオークションに出す未開惑星を探すのが仕事です。
水だけの星を見つけて競りに出せば母星が水不足の星人が競り落とし、ブラックホールを競りに出せばゴミ問題に悩む星人が競り落とします。
今いる所は発掘部門の少年少女班。
僕らの乗船する発掘船は、全長200メートルでクルーは100人働いてます。
この大きさの宇宙船で100人は少ないですが、ほとんど人工知能で管理しているので少ない人数で充分なのです。
銀色のボディは恒星の光を吸収して発電させてエンジンを動かします。
詳しい話は電子書籍10冊分になるので割愛。
形は古代のお菓子ひよこまんじゅうに、そっくり!
これから宇宙船は500光年先にある宙域を探索します。
何をするかと言うと、なんと! ブラックホールに落ちた惑星を引き上げするのです!
どんな冒険が待っているか楽しみです。
それでは次回の更新をお楽しみに!
管理人ニモイ・エンテ
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とはブログに書いたけど、僕は次の仕事が終わったら、宇宙船を降りて会社もキャプテンも――――辞める。
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