呪いの本
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そこはちょうど車通りの多い十字路で、その不気味なヒトは北からやってきて南の方向へと向かっている。 女性はその様子を東の道路から見ている。 家が何軒も建ち並ぶその場所は、すぐに不気味なモノの姿を隠してしまった。 女性は怖くてその場から一歩も動けなかったが、しばらくすると北の方向から一台の乗用車がやってきた。
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