呪いの本

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その時、後ろから車の走る音が。 ミニパトカーだ。 警官がやってきたらしい。 乗用車の後ろに付けると男性の警察官が降りてきて、運転席に座る男性と話し始めた。 男性が指差して前方の黒い不気味なモノを教えると、それを見た警察官は目を凝らすように目を細める。 それから腰に手を宛ててゆっくりと近寄っていく。 手を宛てた腰には警棒。 警察官も警戒はしているようだ。 黒い不気味なモノは歩く速度が遅いため、女性達とはそれほど離れていない。 すぐに追いついた警察官は職務質問をするような感じで話し掛けた。
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