呪いの本

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呪いの本

それはある日ある時の事だった。 『はぁ? ふざけんな……』 どこを探しても冥界に来た魂の詳細を綴った書類が見当たらない。 俺は自分で言うのもなんだが几帳面だ。 だから無くすなんて事はありえない。 そこで、もしかしたら奴の方に間違って届いたのかもしれないと考え、 渋々、奴が住む闇の世界へ行く事にした。 まぁ、間違ってもそんな事があってはいけないんだがな。 .
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