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第6話 武器の力
異世界の学生の出需品。
それは携行武器だ。
マグナのいた世界は、治安は良かった。
けれど、それでも様々な国や人種の人達、色々な生き物達が過ごしていたため、争いに巻き込まれる事がある。
そういうわけで、護身術を習い専用のライセンスをとった者は武器を所持できるようになっていたのだった。
微粒子にして保存していた武器は、どこでも持ち歩く事が出来る。
ただし、物質に戻せている時の時間は短い。マグナはライセンスのクラスが低く、まだ学生だったから仕方がなかった。
そんな違う人種や様々な生物と戦闘することを目的につくられた武器は、破滅の道をたどりつつある世界では高品質な物質になるらしい。
様々な精密機械が不足する環境では、とても珍しい物だった
そんな事情があったためマグナは、突然変異の生き物がシェルターに襲いかかって来た時に、定期的に討伐する事になった。
特別な戦闘スキルとか持ってるわけではないが、マグナの名前は討伐隊に組み込まれる事になった。
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