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怜のその言葉に、思わずポッと顔が赤らむ。
『…………………。』
『……………………。』
無言で見つめ合う二人。
『……れ、怜…。
後で、ね？』
ムスッとした顔であたしから少し離れる怜。
『ったく…。
こういうのはタイミングなんだよ。
盛り上がってる時にした方が…』
『ごめんってば！
嫌なわけじゃないよ！？
ちょっと話ししたいなぁって。』
怜の腕にガバッと抱き付いて眉を下げて彼を見上げる。
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