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はじめまして。
はじめまして。水月海月という者です。
早速ですが、これを読まれている方に質問です。
『生きる』、とはなんですか?
僕は現在高校一年生です。性別は、一応男です。
何故一応なのか?それは、僕自身性別というものを意識していない、というか自分の性別をあまり実感していないからです。
さて、少し長いですが僕の昔話に付き合ってください。
5人程の兄姉が生まれたときもしくはその前に死に、僕は長男として生を授かりました。しかし、僕の目は見た目からは全くといっていいほどわかりませんが、奇形です。形が瓢箪のように歪んでいます。そしてそのまま普通の男の子として成長していった頃でした。血縁関係上の父親にあたる人物の暴力が始まりました。そいつは、家族よりも趣味と女にはしりました。
聞いたところによると、僕はそいつが家にいる間は一歩も部屋から出てこなかったそうです。
そして、多くの人の助けにより、今の場所へと逃げてきました。直後、僕はフラッシュバックによりしばらく生死を彷徨いそうになったそうです。幸い親戚の医者がその場にいたので、重症にはならずにすみましたが、かわりに昔の記憶を失いました。
そして、この一件の影響で僕は計4.5人の人格をもち、常に死を考えるようになりました。
改めて聞きます。『生きる』とは、なんですか?
僕がこの手記で伝えたいことは、僕と同じ年代層の人に、僕のような子に他人を、大切な人をさせないでほしいことです。
この場では、僕の日頃の考えを書きます。重い内容が多いと思います。しかし、今『生きる』理由を見出せない僕は、こうすることが今の『生きる』理由だと考えています。
こんな者ですが、よければお付き合いよろしくお願いします。
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