溺れる、ただひたすらに

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溺れる、ただひたすらに

ただ、溺れたいだけなんだ。                           ・・ 溺れたら楽に死ねるかなって思ったのに。 あぁ、やっぱり君は私を助ける。 「もう、楽になりたいな……」                            そんなことを蒼い夏空の下、忙しない蝉の声を聞きながら、で考えてた。
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