私たちの仕事

4/7
前へ
/12ページ
次へ
この仕事を通して思うのは、人間は本当に滑稽であり、必死だということ。 そして、「欲」というものも、人間ならではだ。 過去に囚われて未来に怯え、前にも後ろにも進めなくなっている姿は、人間にしかない特徴にも思う。 しかし、だからこそ、ここに来て熱心に願っていくのだとも分かった。 また、感情や意思の疎通に「言語」というものが必要であるということ。 そして、「お金」というものが多くあるかそうでないかによって、その人の在り方や心、生活などが大きく左右されてしまう事。 それらを介さないといけない故の悩みや願いも、ここでは多く聞かれる。 むしろ、それらがほとんどを占めているのではないだろうか。 だからこそ、悩み苦しみ、神様に頼りたくもなるのだろう。 「困ったときの神頼み」とは、よく言ったものだ。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加