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ベッド③
ググ…ググ…と少しずつ藍斗が中へすすんでくる。
相当柔らかくしてもらった俺の入り口は、引きつる感じはあったものの、ちゃんと藍斗のサイズに広がったらしい。
奥へ進むにつれて中が圧迫されて苦しい。
俺は目を瞑ってそれに耐える。
するとピタッと藍斗が止まったから
「入ったの?」って喜んで聞いたら
「半分な」と言われてがっかりする。
男同士でするのがこんなに大変だなんて…。
見ると藍斗も苦しそうな表情ではぁはぁと息を吐いてる。
入れる方も苦しいんだ…そう思うと、俺は藍斗に手を伸ばしてた。
藍斗はその手を取ってチュっと口付けた後
「もう少しだから。ちゃんと呼吸しろよ」って優しい顔を見せてくれた。
不思議だ。
その顔を見たら不安な気持ちが薄れていく。
俺は「うん」て言って深呼吸した。
藍斗は俺の膝を更に持ち広げて、また中へ進んできた。
俺はギュッとシーツを掴んで目を瞑る。
「全部入ったぞ」
藍斗にそう言われて目を開ける。
俺は泣いていたみたいで涙がつたっていった。
「大丈夫か?」
藍斗が心配そうな顔で、俺の涙を拭おうとしたけど、一緒にグっと俺の中も押されてしまい「あっ」って声が俺から出たから、気付いた藍斗は手を引っ込める。
「悪い、まだ動かないから少し休め」って申し訳なさそうに言った。
時間を空けている間、俺たちの結合部にまたローションが垂らされた。
苦しさが薄れてきた頃
「動くぞ」と、藍斗がゆるく腰を動かす。
動かされるとやっぱりまた苦しくなるけど、さっきより気持ちに余裕があると思う。
「気持ちいい?」って試しに聞いてみたら
「良すぎて気を抜いたら出そうだ」と返ってきた。
藍斗が俺で気持ち良くなってる。
うれしい。
藍斗の動きが大きくなってくると、中の敏感なところに当たって、俺の前がまた勃ち上がってきた。
それを見た藍斗が「一緒にイキたい」と俺のを右手でしごいてきて、下は声があがる所を狙って突いてくる。
そんなことされたら俺は一気にのぼりつめてしまう。
「おれ…すぐ…イっちゃう」
「俺ももう限界だ」
藍斗の体が被さってきて、俺の口を食べる様にキスしてきた。
この体制はさっきより深く挿さる。
数回突き上げられて俺は声も藍斗に食べられたまま、2人の間に白濁を飛ばした。
藍斗も俺のイったすぐ後に、ズンっと奥で果てたのがわかった。
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