罪の意識

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夢を見た。 己の犯した、罪の夢。 僕は、何を勘違いしていたんだろう。 あれほどレオにはもう会わないと誓ったはずなのに。 幸せを望むことなど、自分には許されはしないのに。 レオにあんな顔をさせてしまった。 痛みを堪えるような苦しげな顔。 きっと僕が、彼にそうさせてしまった。 首にかけたペンダントを握りしめる。 どうしても手放せなかった、レオとの繋がり。 それをシオンは首からはずし、そっとサイドテーブルに置いた。
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