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『アエテルニタス・クラルス』の全貌が明らかになるにつれ、少し肩身の狭かった私の立場は、肩幅のほうが頭より狭くなるほど悪化しました。
※なおこの過程において、1度その男が自然死ではない死にかたをしたため、超法規的に時間遡行が行われたと聞いております。
そしてついに私は、親族として責任をとる形で、すべての任務を解任され、その男を老衰で死ぬまで生かし続けるという特命を受けることとなりました。
人間1人を老衰まで生かし続けるということは、実はそれほど難しいことではないのです。ただしそれは、一般的な枠内に収まる魂を有した人間であればという条件が付きます。
いくら私がヘッポコであったとはいえ、1人の人間に対し、1神を付けるというのは数例しかなく、しかも人間の有史に刻まれる人物ですらないということは初めてであったということです。
私は兄を恨みました。『天界一の厨二病の童貞』は痛い名前の呪いを残し、悪魔的尻を追いかけ闇落ちしました。
しかし兄にも、私に対する後ろめたさがあったのでしょう。兄は私に対し裏技を残していったのです。しかしこの内容も、私の恨みをさらに助長させたのでした
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