0人が本棚に入れています
本棚に追加
序章
夢、それは現実にない事象の感覚を起こすこと。
種々の物事を見聞きすると感ずる現象。
ーー果たしてそれが全てですか?
……
目を覚ましたら全体が白く染まっていた。
俺「ここは何処だ」
状況を理解するためにも周りを見渡したが、目の前がボヤけててよく分からない。体を動かそうとすると激しい頭痛に襲われた。
俺「何があったのか思い出せない」
何かとても長い夢を見てたかのように感じていたのだか、全く思い出せない。
でも、何だろうこの喪失感は……
再び頭痛が襲うと誰かの声が聞こえる。
「ずっと待ってから、あの場所で」
目の前がぼやけてたのは流れる涙のせいだった。
最初のコメントを投稿しよう!