序章

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序章

 夢、それは現実にない事象の感覚を起こすこと。 種々の物事を見聞きすると感ずる現象。 ーー果たしてそれが全てですか? …… 目を覚ましたら全体が白く染まっていた。 俺「ここは何処だ」 状況を理解するためにも周りを見渡したが、目の前がボヤけててよく分からない。体を動かそうとすると激しい頭痛に襲われた。 俺「何があったのか思い出せない」 何かとても長い夢を見てたかのように感じていたのだか、全く思い出せない。 でも、何だろうこの喪失感は…… 再び頭痛が襲うと誰かの声が聞こえる。 「ずっと待ってから、あの場所で」 目の前がぼやけてたのは流れる涙のせいだった。
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