愛の日常

2/6

45人が本棚に入れています
本棚に追加
/106ページ
 ともあれ、最初からあの結末は決まっていたので。そのつもりで蒔田を登場させたので。――で、もし、蒔田が東京で就職して美人な若い妻がいたらどんな感じだろう? 軽い気持ちで、当時は魔法のiらんどに載せててその後の短編をブログに書いてみたらすっっごい反響で。なんかもう700アクセスとかあったかな?? 「ぎゃああああ」阿鼻叫喚。マキ派のかたが悶えてましたね。ウフフ。  それで気をよくして書いてみたらさくさく書けて。わたし自身主婦なので、『つまらないと思っているはずの主婦の日常がイケメン旦那様に輝かされるってどうだろう?』そういうコンセプトで書き始めました。主婦の日常はつまらないのではない! 輝ける日常なんだぜ! というのが裏テーマです。  だから、いまはこんなでっかいシリーズになってますけど、当初はそこまで考えていなかったんです。軽い気持ちでなんとなく書いていたら莫大な量になっちまった。……あ、因みに「なみだ、かわりに散るさくら」の世界観も緑川サーガとリンクしてます。香枝の台詞に「宗方部長」って出てきますよ? 見落としてませんよね?
/106ページ

最初のコメントを投稿しよう!

45人が本棚に入れています
本棚に追加