ましろdiary【完結】

愛の日常

　ただまあ、「愛の日常」パート1の頃は特に初心者だったので、ペコメで「同じ展開で飽き飽きする」的な指摘もされ、まあ、そだよねー、って感じです。

　妊婦編のパート2には誇りを持っています。あそこまで妊婦のディテールを書いた小説ってなかなかないんじゃないかな？　こないだ自分で読んで「頭殿長」？？　がなんのことか分からなくてびっくりしましたよ。

　パート3は難産でした……。なんせコンセプトが「理想の夫婦を描く」、そこと、「産後のリアルを描く」、この二つが喧嘩しちゃって。蒔田も苦しんでましたしわたしも苦しかったですね。「恋やさ」書いたあとなのであれとリンクさせなきゃな部分もありましたし。でも、ともあれ、無事書き終えたときはホッとしました……。

　わたし、比較的速筆な人間で、一時間で四千字書けます。……あ。でも。作家の西尾維新先生は一日二万字書くそうですよ。恐ろしい……。本当はもっと書けるのにセーブなさってるんですって。長編十万字を一週間足らずで書き上げる。天才。まさに天才……。