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序章
嘘には種類があります。
しかし、どんな嘘でも罪は罪です。
貴方は自分でついた嘘をどのように償っていきますか?
凛(視点)
凛「…う…ん」
起きるとここはベッドの上、隣の窓が開いていて風が心地がいい。
凛「何で私、病院に居るんだろう」
そう、私は病院に居るはずがない。
そもそも生きているはずがない。
凛「私はあの日…っ!」
ウー! ウー!
頭の中にサイレンが響き渡ると同時に声が聞こえた。
「強い想いが伝わりました、あの世と俺くんの夢の中を繋げます」
そう私に告げると謎の声はすっと頭の中から出ていくかのように消えていった。
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