悪い癖

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悪い癖

私はゲームが好きで、ジャンル的にはRPGが好きなんです。 一番楽しいのは最初の部分です。 弱っちい主人公に、武器や防具を持たせ、鍛えてレベルを上げ、技や術を覚えさせます。 知らない町に行き、いろいろな情報を得ます。 ところが、ラスト近くになると、新しいことがなくなります。 新しい武器や防具はもうなくて、行ったことのない町もありません。 魔物は強くなり、鍛えるのにも飽きてきて、ラスボスとの戦いがだんだん面倒になってきます。 創作もそれに似ています。 私は、短編以外はラストまで思い付いてることはまずありませんが、完結に近付けば近付くほど、ラストのプランは浮かんできます。 つまり、終わりがどうなるかわかってしまうと、楽しくなくなって来るのです。 で、一気に仕上げず、他のものを書いたりしてしまいます。 まさに、今、その状況です。 ヨウカイがついにラスト近くなってきたら、なぜだか1ページを書いてしまってます。 パパッと仕上げれば良いのに、それが出来ません。 創作の場合は、飽きたり面倒になるだけではなく、離れたくなくなるっていうのもあります。 完結して、物語と離れるのが寂しいのです。 そんなわけで、続編を書いてしまうことがよくあります。 実は、ヨウカイもすでに続編が頭に浮かんでます。 きっと書いてしまうことでしょう。 完結もしてないうちから、そんなこと考えるなよ~…って感じです。 でも、どうせ続編書くんだから…と思ったら、完結もなんとか出来るんです。 これでもうお別れと思ったら、もっと長引くのかもしれません。 2014/09/23
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