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「くっっっっっっ、」
俺は足にクナイが刺さるのを覚悟した。が、クナイは地面に刺ささった
……外したのか??
「ちっ、今のは手が滑っただけだから。動くんじゃない。」
いや動いてないんだけどなあ、、、
ひゅんひゅんひゅんひゅん
「くそお!!!こんな時でも当たんない!!!なんでぇ。」
何回も投げるがまったく当たらない。何がしたいんだこの人……
あ、ふふ、なるほどな
「おいくノ一。あんた、クナイ投げるのど下手なんだろう!だから全く当たらないんだ」
なんか泣きそうな顔をしてる。プルプルしてる。
図星だったんだなあ。
「ならば……」
フッ
!!!!くノ一が消えた!
「後ろだ。」
後ろから飛びつかれ、首をがっと掴まれた。
しまった!こいつすごく早いんだった。
「当たらないならば……直接刺せばいいな……」
女の子が耳元で囁いた。
殺気でゾワッと身の毛がよだつ。
まずいやられる!!
くノ一は勢いよくクナイを振り上げた。
ブオッッッ
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