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「うははー! 最高じゃね? だったらさ、今年のクリスマスはウチでケーキを作るってのはどうだ? 今までずーっと遼がケーキを選んでくれてて、それは超楽しみなんだけどさ。たまには感謝の気持ちを込めて俺らが手作りすんの! 料理の方は板さんがいるから任せるとして、俺と冰君でケーキだけ焼くってのは?」
「わぁ! いいですね! それだったら俺、作りたいケーキがあります!」
早速に嫁同士で盛り上がっている。
「作りたいケーキってどんなの?」
「えっとですね、ケーキの上に龍の模様をチョコレートとかで描いてみたいかなって。紫月さんの好きな例のケーキのお店に行く度に思ってたんですよ。そんな感じのケーキがあったらいいのになって」
モジモジと冰が頬を赤らめながら言うと紫月が破顔するほどの笑みを見せた。
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