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もしも、この先のずっとがあったら
久しぶりに先輩とお出かけ。
冬空。
寒さの中の温もり。
繋がれた手が温かい。
心も温かい。
私「いやー、今週も頑張った!! 」
「 お疲れ様だ。今週は大変だったな 」
私「先輩、違います。今週"も"です笑 」
「ハハハ(笑)そうだな。」
私「ここまでになると、平和に終わった方が逆に怖くなりそうですよ!」
「そのセリフ、久々に聞いたわ 」
私「あれ? そうなの?」
「覚えてないのか。初めてご飯を食べに行った日、同じこと言ってたぞ(笑)
私「よく覚えてますね 」
「あの日は大切な日だからな。次の日も、
またその次の日も、ぶつかったりした日も、笑いあった日も、泣いた日も、辛い日も …大切な日々だ。忘れないよ。 これからも、ずっと」
私「そこまで、、急にどうしたんですか??」
「どうもしない。ただそんな日がこれからも、
増えるといいなって。今、何だかそう思う。」
私「…。」
「うん。そう、、そうだな。うん」
私 「?? 」
「こっち向いて。」
私「?はい。」
先輩に両手を取られ。
目はまっすぐだ。
「 この先もずっと、俺の側に居てくれませんか? 」
私「えっ。そのずっとの意味はその… 」
「そういう意味。ダメか?」
私「 …ダメじゃないです。私も同じ気持ちです。この先もずっと、先輩と進みたいです。」
「 共に幸せに…なろう…! 」
私「はい…!」
一生の約束をすることは、
恋することとは違って、
人の人生に自分の人生を重ねること。
であると思う。
だから、簡単に考えて、
簡単に進めるものでないよね。
でも、ずっとそんな日を夢見て。
気持ちを持ち続けてきた。
想いが飛び越えすぎてるよね(笑)
でも、
当たり前じゃないからこそ、
いろんなことを考えてきたよ。
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