もしも、連絡を取ることができたら

1/1

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ

もしも、連絡を取ることができたら

「うーん。。どう誘おうか…。 連絡を取れるようになったからといっても、どう送っていいんだろう…」 そう悩み始めてから、 2時間…3時間が経過していた。私。 「うわ、もうこんな時間! うーん。えい!」 "お疲れ様です" "この間はありがとうございました" "今、観たい映画があって…良かったら一緒に行ってくれませんか?" 「…。映画って言っても、この作品楽しんでくれるかな。合うかな。」 そう思いながら、 作品情報を見ていると、 ポコンっ 「返信!! "行こう" よっ、、良かったぁ。。」 「というか、こんな一言でも嬉しいものなんだな。好きって言葉、あんな形で伝えてしまったけど、思い切ってみて良かった。」 普通なら、連絡先を交換することが… 最初のつながりの1つであると思う。 こんな風な当たり前なことが、 当たり前に出来ない。 いざという時。 何気ない時。 会いたい時。 掛けたい言葉があっても、 すぐに伝えられない。 だけど、 そのもどかしさ、不便さは。 伝える言葉の強さに変わっている。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加