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「んっ、いきなり……奥なんてっ、あぁぅ!」
容赦ない侵入に、結人は待ったをかけるようにして下腹部に力を入れて来る。そのせいで最奥部が狭まってしまった。
だが、一哉は腰を引かない。膨らみきった肉先を使って、半ば無理やりに窄まった部分を割り開いた。ぐちゅんと、厭らしい肉音が響く。奥は完全に決壊した。
「っひ……!」
声にならない悲鳴を発しながら、結人は瞳を見開いた。
「ああ、蕩け切ってるな……これならたくさん突いても大丈夫そうだ……っ!」
律動を開始した。叩かれた双丘がブルンと波打った。
「ひぃ、ぅ……! あっ、ダメ、奥、壊れちゃ……っ、ああぅ!」
内臓を圧迫する雄に結人は狂乱する勢いで喘いだ。
「いい声じゃないか……っ」
耳すら官能に支配される。
「んあっ……一哉、一哉……っ、お願い、ゆっくりっ……そうじゃないと、俺もうっ……」
「イきそうなのか……? いいぞ、先に出しても構わないぞ」
吐精を許可して、ひたすらピストンを放った。狂おしい摩擦がここぞとばかりに生じる。
「あぅ……あ、どうしようっ……こんなのっ!」
あまりの快楽に戸惑いを隠せないのだろう。結人はシートに爪を立てながら、何度も頭を左右に振った。
「結……綺麗だ。乱れるお前は最高にいい……っ」
悶え喘ぐ彼の両方の膝裏を掴んで、胸につくまで折り曲げる。そのまま体重を利用してグズグズに蕩けた奥を捏ねた。直後、組み敷いた身体は大きく痙攣した。
「っあ、イク……っ、あっ、あぁぁ……っん!」
艶やかな唇から嬌声が迸る。結人が達したのだ。彼の放った白濁は勢いを持って飛び散り、二人のスーツを濡らした。
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