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タブレットで予定管理して、電話応答、お礼状の作成等、特に変わった業務はなかった。
「以前勤めていた会社とほぼ同じ業務内容ですので、問題ないかと思います。不明なことがありましたらご相談させて頂きます。」と言って室長に頭を下げた。
「分かった。来て早々で申し訳ないけど、早速仕事にとりかかってもらっていいかな。」と声をかけると早々に室長は出て行ってしまった。
今社長は部屋にいるから呼ばれたら直ぐ行けるように気を張りながら、タブレットで予定を確認した。
信じられないぐらいびっしりと予定が入っている。
ここの社長は忙しいんだなお気の毒にと心の中で呟くと、早速デスクにある電話が鳴った。
「社長との面会ですね。予定を確認しますので、お待ち下さい。」
急いでタブレットで予定を確認して、面会許可が出ている人か確認する。
「お待たせ致しました。ご希望の日程でお待ちしております。ご連絡ありがとうございます。」
一息ついて電話を置いた。
電話を置いた途端、また電話が鳴る。
来客対応と電話対応であっと言う間に午前中が終わりそうだった。
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