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寿楽も忙しかったのか、帰ってきてないのか、部屋に来ず、二日もすると体は再び熱を持ち始めた。
心配とも求愛とも取れるメッセージが二人から届く。俺は二人に助けを求めた。
すぐさま二人はやってきて俺は部屋を出た。
同時に隣の巳嘉月の部屋が開き、巳嘉月の部屋に連れ込まれた。
「アルファの男なんて呼ぶな」
巳嘉月は乱暴にベッドに俺を倒すと覆い被さってきた。
「はなせ」
俺はこの状態で抵抗するのは無駄なことと分かっている。俺の腕は押し除けるよりも引き寄せたい気持ちの方が強い。
なんて俺は弱いのだろう。
弟にすら抵抗できずに、さらには体を求めてる。
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