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 家に入るとすぐに寝室まで運ばれ神楽が乗っかってきた。  法正も部屋にきたが、おまえは散々車でやったろ、と閉め出された。  夜になると法正がやってきた。薫るフェロモンに息も荒く興奮している。  発情期が終わるまで俺は二人に犯され続けた。理性が戻ってきてフェロモンが落ち着いてきても二人は俺を離さなかった。  三日後、俺の発情期は終わり、それと同時に家政婦もやってきた。俺たちが過ごす間、通いで一通りの世話をしてくれるようだ。    神楽が庭に家庭用の大型プールを出してきた。俺たち三人でも余るくらいの大きさだ。  法正がホースから水を出す。  焼けつくような日差しの中ホースの水が俺の頭を濡らした。   神楽に服を脱がされ丸裸のまま、まだ水の溜まっていないプールに入れられる。  神楽と法正も服を脱ぎプールに入る。  ホースからは水が出続け庭の芝を濡らしている。  ボトルのローションが何本か用意してあり、身体中に流される。ぬるぬるになった体を二人が撫で回す。  神楽が体すりつけてくる。法正がたっぷりと注いだ潤滑剤の溜まった股間の性器を陰嚢と共にやんわり揉んでくる。  神楽は蕾にさらにローションを垂らし両手の指で中を弄ってくる。法正の手も加わり俺の後孔は何本もの指が蠢いてはひっかき回される。  広大で手入れの行き届いた美しい庭に俺の声だけが聞こえる。  法正がキスをしてくる。弄っていた後孔と同じような動きで情欲を煽る。  長い間二人の指は俺の中を這い回り、前立腺の刺激を受けて二度達した。  神楽が先端を挿入すると法正も這入ってこようとした。 「──ま、まって、そ、そんなの、む」  無理。二人の全ては収まりきらず法正は性器を抜いた。 「泣かないで、鼓太郎。ごめんなさい」  神楽がそのまま激しく何度も突き上げ中で果てる。法正は優しく声をかけながらも攻めることをやめない。俺は泣きながらどろどろのプールに沈んだ。  
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