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「痛っ、またか。。」
楓は、またもや頭を抱えていた
何度も何度も処置しても
完治しない心のささくれ
冬になると悪化するかと思いきや
季節関係なく年中悩まされている
何回同じ思いをすれば良いのか
これから先もずっと付き合っていかなくては
いけないのか
もはや、これはもう持病と捉えて
開き直るべきなのか
そんな悶々とした日々を過ごしていたある日
絆創膏のような存在に気づいた
その瞬間、心臓の鼓動が高まると同時に
ズキっとした痛みのような感覚も走った
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