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別会社で働く直樹とは
給湯室でのひょんなやりとりから仲良くなり
今では月1で飲みに行く仲になった
女友達に話しにくいことさえも
不思議と彼には躊躇いなく話せる
傷を負えば何時も静かに寄り添って
そっと保護してくれる
振り返れば、彼がいてくれたから
酷い傷にならずに済んだのかもしれない
こんな大事な存在に
どうして今まで気づけなかったのか
これまでのささくれの処置回数を数えながら
過ぎ去った数年間を悔やんだ
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