13人が本棚に入れています
本棚に追加
タイミング
あるとき、友人に誘われてスイーツを食べに行った。
まだ、日本では珍しく他にそのスイーツを出すところはなかった。
なんといっても超甘く、デカかったのだ。
何度か食べに行ったが、いつの間にか閉店していて、がっかりした。
しかし、その数年後、そのスイーツは日本で大ヒットしたのだ。
シナボンである。
その時に、これがあの時来てれば、あのお店は潰れなかったかもしれない。
と、そのタイミングの悪さになんとも言えない気持ちになったものだ。
そしてそれは本にも言えるのだ。
友人から借りた本があった。
何度開いても、1ページ、2ページで閉じてしまう。
もう、これはいい加減返したほうがいいかと思った頃、再度その本を開いた。
そうしたら、ぐんぐん面白くなってあっという間に読み切ってしまったのだ。
この時、人と人との出会いのように、本にも出逢いのタイミングがあるのだと思った。
何事にもタイミングがあるならば、
小説を書く方のタイミングもあるのだろう。
NHKが大河ドラマを決めると、プロの小説家はその主人公やそれに纏わる話を書くのだそうだ。
まぁ、単純に特集が組まれ売れる可能性が高くなるから。
小説家と漫画家どちらが儲かるか、という話をどこかで読んだ。
圧倒的に漫画家らしい。
最初の版の数がまず違う。
更に当たれば、それこそ50版を軽く超える漫画もある。
『ガラスの……』『王家の……』
すみませんっつ
(自分の年齢もバレバレっすね)
しかも、少年向け、男性向けはわかりませんっつ が、然りであろうかと思います。
先日、投稿小説の一つで、今大ヒット中の煉獄さんを思い起こさせるキャラが主人公のお話を読みました。
すぐ、書ける方はもうプロの感覚なのではないでしょうか?!
スゴイなぁと感心し、楽しく読ませていただいてます。
私のような、初心者など、物語一本書くのに、もさもさあちこちにぶつかってて
進んでいるのやら、
後退してるのやら、
分かんないで、
タイミングなど計れやしない。
それよりも自己満足のみで、
書いたら、すぐ公開したくなります。
ダメでやんすねー (*´Д`)
コンスタントに書き上げていらっしゃる作家さんなら、このタイミングっていうのも、お分かりなんじゃないかなぁ、と愚考するのであります。
最初のコメントを投稿しよう!