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「あなたなら俺も安心できる。頼んだ」
「御意」
早速部屋へ戻り収納空間に大事な荷物を詰め込む。
『どこかに行くの?』
「そんなところにいたのか」
今目の前にいるこいつは直接頭の中に話しかけてくる。
テレパシーというものだ。
「お前もついてきてくれるか?シーク」
『うん』
俺がシークと名付けたこいつは、たまたま魔法の実験中に生み出された生物だ。
ある実験をしていた時爆発してしまって失敗かと思ったが、黒煙の中にこいつはいた。
その実験自体は失敗だったが。
色々と試してみたが様々な能力を持っている。
一つ目はレベルアップ機能
俺たちのように戦ってレベルが上がるわけではないが、魔力を注ぐことでレベルアップする。
上限は人の2分の1の500だが、もともとの能力値が高い。
二つ目は変体機能
シーク自体が魔力を持っているため体当たりなど物理攻撃に加え魔法での攻撃が可能だ。
それに加えて武器に武器に変身こともでき、俺はそれを使って戦っている。
なくても魔法は出せるが、あるほうが威力の高い魔法を出すことができる。
まだレベルは低いが、俺の魔力量ならすぐに上限に達するだろう。
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